ユースケ・サンタマリア、最大のモテ期到来? 「枯れた感じがいい」「劣化ぶりが色っぽい」

2017年7月12日 / 15:47

主人公・碌太郎役のユースケ・サンタマリア

 土曜時代ドラマ「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」の試写会が12日、東京都内で行われ、出演者のユースケ・サンタマリア、平尾菜々花、門脇麦が登壇した。 

 本作は、活気あふれる昭和10年の東京・銀座が舞台の笑って泣けるラブコメディー。ユースケは、戦前の売れない大衆作詞家で10歳の娘・悦子(平尾)と貧乏暮らしという役どころだ。悦子が、妻を亡くした父・碌太郎(ユースケ)のために嫁探しに奔走し、候補の女性たちと恋の鞘当てが始まる。

 ユースケは第一話を昨日初めて見たそうで、「感動しました。思った以上にいい。さり気なく始まって引き込まれてしまった」と興奮気味にコメント。「物語は加速度的に面白くなっていく」とし、「これは自分のターニングポイントになるドラマだと思う」と語った。

 さらに「これから僕のキャリアにおいて『悦ちゃん・前』、『悦ちゃん・後』と言われるかも…」と冗談めかしたユースケは「それぐらいレベルが高い。全8話ですが、私は今シーズン3までやる覚悟。ライフワークとしてやっていきたい」と関係者にもアピール。この日は、平尾が“父の日”にプレゼントしてくれた手編みバッグも持参し「手作りの台本入れなんです。僕の宝物。役を超えた父娘になれました」と頬を緩ませた。

 人生最大のモテ期を迎える碌太郎については「こんなに女性たちから好意を寄せられる役は最初で最後かも。すっげー楽しい」と満喫している様子。一方、自身の最大のモテ期は「今です」と即答し「この僕の枯れてきた感じが(いいのかも)。『ユースケ、知らない間に劣化したけど、その劣化ぶりが色っぽくない?』と言われているような気がしている。気のせいかもしれないけど」と笑わせた。

 門脇演じる銀座大松デパートの売り子・池辺鏡子との恋模様も。「現代劇だったら俺と麦ちゃんとの恋物語なんてなかなか無いよね?」と喜ぶユースケに、門脇も「そんなことはないのでは…?」と困惑気味だった。

(左から)ユースケ・サンタマリア、平尾菜々花、門脇麦

 ドラマはNHK総合で7月15日午後6時5分から毎週土曜日に放送。全8回。


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