阿部寛「これで引退します!?」 主演シリーズ完結に万感の思い

2018年1月27日 / 14:28

ねぎらいの抱擁を交わす阿部寛(左)と溝端淳平

 映画『祈りの幕が下りる時』の初日舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、福澤克雄監督が顔をそろえた。

 本作は、2010年に連続ドラマとしてスタートし、その後、スペシャルドラマ2本、映画1本が製作された『新参者』シリーズの完結編。

 阿部は「心の琴線に触れる、感情が揺さぶられる、最後にふさわしい映画ができて感無量。自分の中でもしっかり完結できた」と感慨深げに話した。

 阿部と8年間コンビを組んだ溝端は「最高のフィナーレを迎えたい。でも、ちょっと寂しい。初日はうれしいはずなのに、こんな気持ちは初めて」と複雑な表情を見せた。

 初参加の松嶋も「もともとシリーズのファンだったので、私も寂しい。(原作の)東野圭吾先生には、ぜひ続編を書いてほしい」と要望した。

 主題歌「東京」を歌うJUJUも祝福に駆け付け、同曲をアコースティックバージョンで披露。溝端は「20歳の頃から阿部さんの隣で芝居をさせてもらい、たくさんの貴重な経験ができた。ご一緒した8年は一生の宝物。これからも指針として背中を追い掛けていきたい」と目に涙を浮かべながら、感謝の思いを熱弁した。

 阿部もねぎらいの抱擁で応えたが、さらに女性陣から花束を贈られるサプライズの連続に「まさか、こういう展開になるとは思ってもみなかった」と声を詰まらせた。

 そして「これで引退します」とまさかの引退宣言。もちろん照れ隠しのジョークだが、溝端は「ちょっとやめてくださいよ」とおろおろしていた。

(左から)松嶋菜々子、阿部寛、溝端淳平、田中麗奈


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top