菅田将暉「メモリアルな日々でした」 “漫才師”として生きた『火花』を振り返る

2017年11月23日 / 15:08

 映画『火花』の初日舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演者の菅田将暉、桐谷健太、川谷修士(2丁拳銃)、三浦誠己、板尾創路監督、原作者の又吉直樹(ピース)が登壇した。

 又吉の芥川賞受賞作を映画化した本作は、売れない若手芸人が一旗揚げようと奮闘する青春物語。劇中では、菅田と川谷が「スパークス」、桐谷と三浦が「あほんだら」として漫才コンビを組んだ。

 売れない漫才師の徳永を演じた菅田は「現場も楽しく芸人さんたちもいて和気あいあい。ハッピーな意味でもメモリアルな日々でした」と振り返った。

 また「徳永としての日々は忘れちゃいかん。そういう時間だった。今日公開できるのが本当にありがたい。純粋に楽しみ」と心境を明かした。

 一方、徳永の師匠となる先輩芸人・神谷を演じた桐谷は「単純に公開してうれしいのと、もうこうして集まることもなかなかないんやなという寂しさがある。ぜひ最低、3回は大ヒット御礼の舞台あいさつができるように、どうか皆さんお力添えを」と呼び掛けた。

 また、監督の板尾は「漫才師の話ですから、(本物の)漫才師と俳優がコラボして、なんとか“本当のコンビ”を作り上げられたら、この映画は成功するなと日々思っていました」と明かし、その仕上がりについては「僕は大満足です」とコメントした。

 後輩の又吉の小説を映画化するに当たっては「又吉の書いたネタを俺がやるみたいな、何とも言えない雰囲気があり、お互いに気を使った。僕の、映画にするという思いを、又吉が受け止めてくれたので、なんとか良い映画にしようと、そこは120パーセント頑張りました」と語った。

 完成作を見た又吉は「率直にうれしかった。強く共感できた。原作をそのまま映像化するわけじゃないんやなと改めて分かった。でも、そのままやるよりも、(板尾が)僕が描きたいことを理解してくださっているのを感じた」と感謝を述べた。

 これを聞いた板尾は「俺、『火花』を10回は読んだぞ」とアピール。又吉が「僕より読んでいますね」と返して笑わせた。

(左から)又吉直樹、川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、三浦誠己 、板尾創路監督


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