エンターテインメント・ウェブマガジン
映画『火花』完成披露試写会に出席した菅田将暉
映画『火花』完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士(2丁拳銃)、三浦誠己と板尾創路監督が出席した。
本作は、第153回芥川賞を受賞したピース・又吉直樹の初純文学作品を映画化したもの。菅田はお笑い芸人・徳永を演じた難しさを「難しいなんてもんじゃない」と語り、「板尾監督がOKを出してくれたらもうええやんっていう安心感と、横にいる(川谷)修士さんがツッコんでくれたらいかなる状況でも笑いが起きると信じて」と役柄を振り返った。
ツッコミ役には経験者を入れたいという板尾監督のこだわりで、スパークスの山下として菅田と漫才コンビを組んだ川谷は「板尾さんに選んでいただいたのは、めちゃめちゃうれしかった」と喜び、「菅田さんとホンマにコンビ組みたい。菅田さんが素晴らしくて、元のコンビに戻りたくない」と笑わせた。
実際に、川谷が言葉をかんだ瞬間に菅田が「滑舌が悪いねん。なんて?」と反応良くツッコミを入れ、「すぐ怒るやん。20(歳)ちゃうねんぞ」とやり取りする姿は本物のコンビのよう。板尾監督は「菅田さんが同級生に見せようと、修士に対してものすごく上からいく。同じ目線にならなきゃいけないという、ある意味での礼儀。俳優として素晴らしい姿勢だし、これ以上ない敬意だと思う」と2人のコンビぶりを絶賛した。
一方、桐谷は、徳永の師匠となる先輩芸人・神谷を熱演。三浦演じる大林と漫才コンビ・あほんだらとして「(クランク)イン前に相方と代々木公園やカラオケでネタを練習して、ヨシモト∞ホールに行ってお客さんがはけた後に若手の芸人さんやスタッフさんの前でネタをやったりした」とガチで漫才に取り組んだことを明かした。
「(桐谷は)練習やり過ぎ。ネタを見せた後も、若手の構成作家の方に駄目出ししてもらうと言って2人で漫才をけちょんけちょんにされた」と三浦。元芸人にとっては少々悔しい思いもあったようだ。それでも桐谷は「それをちゃんとやることでスベることもウケる喜びも経験した」と充実感をのぞかせていた。
映画は11月23日から全国東宝系ロードショー。

(左から)板尾創路監督、川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、三浦誠己
ドラマ2025年12月24日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む
ドラマ2025年12月24日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
ドラマ2025年12月23日
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む
映画2025年12月23日
12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む
2025年12月22日
2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。 一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む