船越英一郎「『赤ひげ』主演は暴挙」 「大変なことがたくさん起きた年」

2017年10月6日 / 19:21

会見に出席した船越英一郎

 NHKBS時代劇「赤ひげ」の試写会および会見が6日、東京都内で行われ、出演者の船越英一郎、中村蒼ほかが出席した。

 山本周五郎の没後50年にちなんで、傑作小説『赤ひげ診療譚』を連続ドラマ化。江戸の小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師・赤ひげと青年医師との交流を軸に、貧しい患者や市井の人たちの姿を描く。

 「赤ひげ」は、これまでたびたび映像化され、三船敏郎、小林桂樹、萬屋錦之介、藤田まことといった名優が演じてきた。“平成版の赤ひげ”を演じる船越は「その作品に挑戦することは、無謀とも言える暴挙なんじゃないか」と大層なプレッシャーを感じたという。

 それでも「成熟し切った一人のヒーロー」というイメージが強い歴代の赤ひげたちと一線を画す、「自分の無知を嘆き、人間としての未熟さを嘆く未完成な男。赤ひげ成長譚になっていると思う」と語った。

 船越は、赤ひげ役への挑戦を「大冒険であると自分を鼓舞して演じた」といい、「大冒険の暴挙に踏み出した者として、もう一つ暴言を。今回ドラマは連続8回で原作を使い切った。次なる冒険にも出てみたいと思わせられる作品になれば」と早くも続編制作に期待を寄せた。

 また、ドラマの撮影は「4、5、6月の頭ぐらいまで」と、「ごごナマ」の放送開始とほぼ同時にクランクイン。慣れない帯番組の司会に奮闘し、同時進行で、3時間の生放送出演後に移動して撮影に取り組んできた船越は「35年以上俳優をやってきて初めての経験。なかなか今年は人生にとって大変なことがたくさん起きた年でございます」と、離婚調停中の妻・松居一代との騒動をにおわすような言葉を吐いた。

 ドラマはNHKBSプレミアムで11月3日午後8時から毎週金曜日にオンエア。

中村蒼(左)と船越英一郎


芸能ニュースNEWS

日曜劇場「キャスター」「まさにタイムリーな事件が描かれている」「次回は道枝くんがキーマンだね」

ドラマ2025年6月2日

 日曜劇場「キャスター」(TBS系)の第8話が、1日に放送された。  本作は、型破りなキャスターの進藤壮一(阿部寛)が、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。(*以下、ネタバレあり) … 続きを読む

「神説教」“静”広瀬アリスの自分自身への説教に「ボロ泣き」 「“京子”木村佳乃のキレッぷりが最高に面白い」

ドラマ2025年6月2日

 広瀬アリスが主演するドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系)の第8話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  妹の死を麗美静(広瀬)のせいにして恨みを募らせる元教師・鈴木愛花(志田未来)。まさか愛花に恨まれているなんて夢にも思 … 続きを読む

「ムサシノ輪舞曲」“環”高梨臨が交際を決断 「“阿川”正門良規の幸せを願ってる」「苦しい展開」

ドラマ2025年6月2日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第7話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「幸せだなぁ、かわいいなぁと思って見ていたら涙がとまらなくなった」「触られたいのは瀧昌さまだけです」

ドラマ2025年5月30日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第6話が、29日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「生徒に頭を下げる宇佐美教官が大好きだ」「仁科さん。お願いだから無事でいて」

ドラマ2025年5月30日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第6話が、29日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

Willfriends

page top