池上彰“女子会”トークに初参戦 「初めてのことで冷や汗をかきました」

2017年10月1日 / 05:00

(前列左から)小倉優子、池上彰、藤田ニコル、(後列左から)瑛茉ジャスミン、江上敬子、誠子、堀田茜

 TBSのトーク番組「池上彰と“女子会”」の収録が26日、東京都内で行われ、収録後に出演者の池上彰、藤田ニコル、小倉優子、堀田茜、誠子(尼神インター)、江上敬子(ニッチェ)、瑛茉ジャスミンが囲み取材に応じた。

 番組は、これまで国内外の政治経済を分かりやすく解説してきた池上が、“女性”の問題に特化して解説。深夜に女性たちと共に“女性が幸せになるための方法”をとことん考える。

 女性陣に囲まれての収録を終えた池上は「初めてのことばかりで冷や汗をかきました」と苦笑しながらも「古今東西、どこでも共通する悩みもあれば、今の日本ならでは…という悩みもあると感じました」としみじみ語った。

 番組中には「イケメン貧乏と不細工金持ち、結婚するならどっち?」というテーマで討論も行ったが、さまざまなデータが示される中、一貫して「愛があればお金にこだわらない」と主張した藤田を見て、池上も「(彼女は)自分の考えを改めて裏付けられた。それを確認するのもこの番組」とアピールした。

 番組では「年収と幸福感」(内閣府調査)などのデータを交えてトークを実施。今年3月に離婚を発表した小倉は、江上に「収録中から神妙な顔つきだった」と突っ込まれると「本当ですか?すみません。重い空気出しちゃった」と苦笑い。

 改めて「江上さんのように夫婦の時間を大切にしたり、思いやりを持って接してたら違ったのかな…?とか、いろいろ反省点があった」と本音を漏らし「これから結婚する方は最初の意識を高く持って結婚していただけたら」と笑わせた。

 番組では、雇用における女性軽視の歴史も扱う。池上は「男女格差はあらゆる面でまだ存在している」と前置きしつつも「女性の社会進出という点で言うと、昔と比べて今は随分恵まれている。それを知ることは、今の若い人への激励になるのでは」と期待を込めた。

 番組は10月4日、TBSで深夜11時56分~0時55分に放送。


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