杉咲花「ポノックという新たな魔法が誕生した」 米林監督「スタジオジブリを超えていきたい」

2017年7月8日 / 13:59

主人公メアリの声を担当した杉咲花

 映画『メアリと魔女の花』の初日舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、声優陣の杉咲花、神木隆之介と、米林宏昌監督、西村義明プロデューサーほかが登場した。

 本作は、『借りぐらしのアリエッティ』を生み出した米林監督がスタジオジブリを退社し、スタジオポノックとして挑む第一弾作品。米林監督は、「力を込めて作りました。『スタジオジブリ』『宮崎駿』、この二つの魔法の言葉がいつも僕の中にあって、宮崎監督から学んだことを僕は愛していた。それと同時に、スタジオジブリを超えていくようにという気持ちで描きました」と話した。

 主人公メアリの声を担当した杉咲は、公開初日を迎えた感想について「私の大好きな作品をやっと共有することができてうれしいです」と笑顔で話した。「『花』という自分の名前が映画のタイトルにも入っていますが、運命的なものを感じる?」と振られると、「感じましたし、アフレコをしていて発覚したのが、私笑い声が『イヒヒ』って言うらしくて。『花』っていう漢字を見ると(カタカナで)「イ」「ヒ」と入ってるので、私『イヒヒ』の運命でした」と熱く語り、会場の笑いを誘った。

 また、杉咲が米林監督と西村プロデューサーに向けて、手紙を読み上げる一幕も。杉咲が「私はこの映画が大好きです。監督は『ジブリという魔法が解けた』という話をされていましたが、私はこの世界にスタジオポノックという新たな魔法が誕生したと思っています。この映画を初めて拝見した時に、ここに戻って来ればいつでも力をもらうことができると思えるような希望ができたからです。監督や西村さんは、魔法を持っていると思います」と手紙を読み上げると、米林監督は「感動しました」と語り、西村プロデューサーは「杉咲花という女優の声で、メアリが誕生したので感謝しています」とコメントした。

(左から)米林宏昌監督、渡辺えり、大竹しのぶ、杉咲花、神木隆之介、小日向文世、佐藤二朗、西村義明プロデューサー


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top