森昌子、舞台で河合郁人と“二人三脚” 「『僕が守ります』と言われドキドキ…」

2017年5月19日 / 17:26

32年ぶりに舞台に出演する森昌子

 舞台「のど自慢~上を向いて歩こう~」の制作記者発表が19日、東京都内で行われ、出演者の森昌子、河合郁人(A.B.C-Z)、湖月わたる、上原多香子、寺西拓人(ジャニーズJr.)、小川菜摘、前田吟、監修、演出を務める井筒和幸監督、特別出演の生島ヒロシが出席した。

 本作は、井筒監督の映画『のど自慢』(1999年)をベースに、音楽喜劇として舞台化したもの。テレビの人気番組「のど自慢」に出演しようと奮闘するさまざまな人々の姿を、笑いと涙でつづったハートウォーミングコメディー。

 歌手としてデビューしたものの、なかなか売れず10年がたち、人生の岐路に立つ演歌歌手・赤城麗子役で主演する森は「とにかく32年ぶりの舞台で、平静を装っていますが本当に緊張しています」と明かし、「ぜひ皆さまに胸を借りるつもりで一生懸命やりたいと思います」と語り、ほほ笑んだ。

 そんな麗子を売ろうと奮闘するマネジャー役を演じる河合も、グループを離れての仕事は久しぶりだそうで「すごく緊張しています」と心境を吐露。今回は、せりふの量も多く結構しゃべる役だといい「普段の自分と似た部分があるし、うちの母親も“れいこ”という名前。二人三脚するにはピッタリの役だと思います」と意気込みを語った。

 一方、初の会見となった寺西は「普段あまり僕の仕事に興味のないおばあちゃんが『森昌子さんの舞台に出るんだよ』と言ったらすごく喜んでくれた。多分見に来てくれるので頑張らなきゃ」とニッコリ。「僕も先月大学を卒業したばかりで(演じる役柄と)年も近いので、自分に近いものが演じられたら」と力を込めた。

 そんな寺西の母親役を演じる小川は「息子と同じ年。こんなに顔のきれいな息子がいたらうれしいです。うちは夫(浜田雅功)のDNAが強いので」と語り、笑わせた。

 この日が初対面ながらキャスト陣の息は既にぴったり。森は河合とのポスター撮影を振り返り「ツーショットの時に『僕がお守りします』とすてきなことを言ってくれた。息子と同じぐらいの年なのにドキドキしちゃって、頼らせていただこうかなと思いました」と告白した。

 「マネジャー役なので…」と照れ笑いを浮かべた河合だったが、森は「それだけ?」と不満げ。改めて河合が「僕の出演が決まった時、森昌子さんと一緒ということで家族中が緊張し始めて…。ちゃんと守りたいと気持ちを込めて言いました」と言い直すと、森も「久々の男性からの告白だったので、びっくりしました」とうれしそうに話し、河合も「僕も初めての告白でした」とはにかんだ。

 舞台は6月29日~7月4日、都内、東京国際フォーラム ホールCを皮切りに、神戸、名古屋で上演予定。

(前列左から)上原多香子、森昌子、湖月わたる、(後列左から)監修、演出を務める井筒和幸監督、小川菜摘、前田吟、生島ヒロシ

(前列左から)上原多香子、森昌子、湖月わたる、(後列左から)井筒和幸監督、小川菜摘、前田吟、生島ヒロシ


芸能ニュースNEWS

サイボーグ戦士たちの雄姿を再び 舞台「サイボーグ009」第2弾今秋上演

舞台・ミュージカル2025年7月18日

 サイボーグ戦士たちのあの雄姿が、激しい戦いが、舞台に再び帰ってくる。舞台「サイボーグ009」第2弾の今秋上演が決定した。  半世紀を超えても今なお愛され続けている石ノ森章太郎によるSF漫画作品『サイボーグ009』。 昨年5月には、“誕生6 … 続きを読む

ヨーロッパ企画の名作「サマータイムマシン・ブルース」を川﨑皇輝、元木湧、安嶋秀生ら東西ジュニア7人の出演で今秋上演

舞台・ミュージカル2025年7月18日

 上田誠・作、ヨーロッパ企画の名作「サマータイムマシン・ブルース」を、今秋10月~11月にかけて、東京・愛知・大阪の3都市で上演することが決定した。 「サマータイムマシン・ブルース」は、ヨーロッパ企画の第8回公演として2001年8月の初演以 … 続きを読む

「しあわせな結婚」「振り回される阿部サダヲを見るのが木曜日のひそかな楽しみになりそう」「こういう人物を違和感なく演じられる松たか子はすごい」

ドラマ2025年7月18日

 「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)の第1話が、17日に放送された。  本作は、妻が抱える“大きな秘密”を知った時、夫は彼女を愛し続けることができるのか? 脚本・大石静、主演・阿部サダヲと松たか子による、夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス。 … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“カヲル”ラウールの告白に視聴者反応 「ディスレクシアという言葉を初めて知った」

ドラマ2025年7月18日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第2話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

稲垣吾郎、魔法修行は「大変だった」 ハリー・ポッター役に「人間味あるハリーを演じられたら」

舞台・ミュージカル2025年7月18日

 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」会見取材が16日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、出演者の稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔、市村正親が登壇した。  本作は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・テ … 続きを読む

Willfriends

page top