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				本格復帰する上原多香子
舞台「くちづけ」の公開稽古が7日、東京都内で行われ、出演者の金田明夫、森田涼花、大和田獏、かとうかず子、柴田理恵、上原多香子、出演のほか作・演出を手掛ける宅間孝行が取材に応じた。
実話を基に制作されたこの作品は、知的障がいの娘・マコ(森田)とその父親・いっぽん(金田)の切ない愛情を描く。2013年には映画化もされた人気作。昨年9月に夫でET-KINGのTENNさんが亡くなって以降、活動を休止していた上原はこの舞台で本格復帰を果たす。
報道陣から「お帰りなさい」と声を掛けられた上原は、笑顔で応じながら「稽古は1カ月あったとはいえ、あっという間でした。皆さんにどう感じていただけるか楽しみです」と意気込みのあいさつ。上原が演じるのは、知的障がい者の兄を持つ妹役。自身は健常者の役だが「とても難しかった。実際に知的障がいの女の子のご家族の方に稽古場に来ていただいて、いろんな意見をいただいたり、グループホームを訪問したりしました」と役作りを明かした。
そんな上原について兄役の宅間は「いい芝居するんです。これはちょっと見ていただきたい。もう踊っているだけじゃないぞ、泣かせるぞと。名演をしております」と太鼓判。さらに「みんなで飲み会をやった時に、たかちゃんが炊飯器を持ってきて炊き込みご飯を作ってくれた。その後も稽古場でたかちゃんが毎日いろいろ炊いてくれる」とほほえましいエピソードを披露。
照れ笑いを浮かべた上原は、最後に報道陣からあらためて復帰の心境を問われると「ずっと稽古に集中していた。お話をいただいてからやっとこの日を迎えられた喜びでいっぱい。待ってくださっていた方々に早くお会いしたいです」と熱い思いを語った。
舞台は7日~18日、都内のサンシャイン劇場を皮切りに、12月13日まで全国10都市で上演。
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