エンターテインメント・ウェブマガジン
松岡昌宏と二人芝居に挑む土井ケイト
舞台「ダニーと紺碧の海」の公開舞台稽古が12日、東京都内で行われ、出演者の松岡昌宏、土井ケイト、演出の藤田俊太郎氏が稽古後の囲み取材に応じた。
劇作家のジョン・パトリック・シャンリィが1983年に書いた本作は、大都会の片隅で生きる男女を描いた会話劇。
松岡は、繊細な故に傷つきやすく、心の痛みを暴力によって吐き出すため、他人となかなか理解し合えない孤独な男ダニーを演じ、土井は過去に犯した罪を悔やんで“自分は幸せになれない”と心を閉ざしている女ロバータを演じる。
初の2人芝居に挑む松岡は「ずっとしゃべりっぱなし。夫婦漫才みたいな感じ」と苦労をにじませつつも、初日を目前に控え「余計なことはせず稽古場でしっかり作り上げたことを本番で出せたら」と語った。
また「体には結構くるんですよ。そんなに動く芝居でもないのに、やっぱり怒鳴ったり、力が入っているのか、節々にきます。これから見てくれる方も節々には気を付けてください」と語り、笑わせた。
舞台では、お互いに似た部分を感じ取ったダニーとロバータが引かれ合って行く様子が描かれる。一度はダニーの愛を受け入れたロバータだったが、翌朝、態度を急変させて、ダニーを困惑させる。
ロバータはいわゆる“大変な相手”だが、「もしご自身だったらどう対応する?」という質問に、松岡は「速攻シカトしますね」とニヤリ。
それでも「大変な女性って(一部の男性は)好きでしょ? そこが面白いからこうして(物語の)題材になっている」と冷静に分析し、「大変な者同士がくっつくとこういうことになるんだと思った。分かりやすく言うと、2、3歳の子どものけんか。喜怒哀楽がはっきりしていて、思ったことははっきり言う。駆け引きも隠し事もないけど、毎日これだったらときっと大変だと感じました」と語り、苦笑いを浮かべた。
また、劇中のプロポーズシーンにちなんで「もし松岡さんから『結婚してくれないか』と言われたらどうする?」と聞かれた土井は「もう、そんなことになったら『ぜひ』と即答ですよね」とノリノリでコメント。
稽古を通じて松岡から学ぶことは多いそうで「ダニーという役は松岡さんが演じているからこそ、愛すべきキャラクターになっている。感動的で、毎日とても勉強になります」と語った。
舞台は13日~21日、都内、紀伊國屋ホールで上演。
ドラマ2025年12月24日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む
ドラマ2025年12月24日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
ドラマ2025年12月23日
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む
映画2025年12月23日
12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む
2025年12月22日
2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。 一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む