岡田准一「日本のおじいちゃんは元気だぞ」 伝説の降旗、木村コンビと初日を迎え感無量

2017年5月6日 / 20:50

(左から)柄本佑、木村大作氏、降旗康男監督、安藤サクラ

 映画『追憶』の初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一、柄本佑、安藤サクラ、降旗康男監督、撮影の木村大作氏が登壇した。

 本作は、監督・降旗康男×撮影・木村大作の黄金コンビが9年ぶりにタッグを組んで贈るヒューマンミステリー。

 岡田は、初日を迎えられた喜びに触れつつ「言葉は悪いかもしれないけれど、70代、80代という大先輩、レジェンドの方々とのお仕事…。本当に“おじいちゃん、日本のご高齢の皆さんは元気だぞ!”と感じさせていただいた現場だった」と振り返り、「この映画が皆さん(の心)に染み込む作品であることを願っています」と呼び掛けた。

 これに対して「おじいさんでありません!」と“地声”で反論して会場を盛り上げた木村氏は、「映画の世界に入って今年で60年目。もうすぐ78になります。今日はありがとうございます」と元気いっぱいにあいさつ。

 降旗監督も「(撮影では)若い人たちと付き合って元気をいただきました。この映画を見て感じるところがありましたら、周りの人にぜひ宣伝してください」とアピールした。

 そんな2人の様子を見守った岡田は「撮影現場や宣伝活動でたくさんいろんなことを学ばせていただいたが、今日ほど降旗監督と大作さんが緊張されているというか、すごい思いを感じられる(ことはなかった)」といい「その場所に一緒にいられることがとても幸せです」と感無量の面持ちだった。

 この日は、映画の内容にちなみ「25年前の私・25歳の私」について、それぞれの写真をスクリーンに投影しながらトークを展開した。

 柄本は、顔面をけがした5、6歳当時の写真を披露。「自転車で転んだんですが、うちの母親が面白がって撮ったんです」と背景を明かしつつ、当時の夢を問われると「ジャッキー・チェンが好きで、スタントマンになりたかった。“スタントマン時代”です」と語ってはにかんだ。

 一方、岡田は10歳ごろの写真を披露すると「(漫画の)『スラムダンク』を読んでいる最中です。(場所は)母親がピアノを教えているピアノ部屋。ピアノの下に隠れると一番いい音がするんです」と紹介。

 柄本から「かわいい!」、降旗監督からも「いやぁ、かわいいですね」と絶賛された岡田は「そんな、かわいくないですよ」と照れ笑いを浮かべた。

 最後に岡田らキャスト陣は、降旗監督と木村氏に感謝の思いを込めて、そろいの帽子と花束をプレゼントした。

 早速帽子をかぶった木村氏は「今時の若い人、こういう帽子が多いけど、あれよりは似合っているよね」とご満悦で、「次の映画がなくなったら僕が突っ込み、降旗さんがボケで漫才をやりますよ」とノリノリ。降旗監督も「ありがとうございます」と喜び、岡田は「(この帽子をかぶって)これからも何本も映画を撮っていただきたい」と熱い思いを口にした。

降旗康男監督(左)と安藤サクラ

降旗康男監督(左)と安藤サクラ


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