朝ドラヒロインに葵わかな 2378人から選ばれ「夢のよう」

2017年3月9日 / 21:24

朝ドラヒロインに決定した葵わかな

 NHKが9日、平成29年度後期連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインが女優の葵わかなに決まったことを発表した。

 連続テレビ小説・第97作となる「わろてんか」は、明治後期から第二次世界大戦直後の大阪を舞台とした物語。吉本興業の創業者である吉本せいをモチーフに、いつも周りに“笑い”を振りまくヒロイン・藤岡てんが、日本で初めて笑いをビジネスにした女性と言われるまでの奮闘を描く。

 都内の同局で行われた記者発表会に出席した葵は、決定を聞いたのは昨日といい「ヒロインという大役に決めていただけたことが、まだ自分でも受け止めきれず夢のような気持ちです」と心境を吐露。現在18歳で「まだまだ未熟。至らないところもあると思うし、まだ『絶対やってやるぞ!』とは言えないけれど、てんちゃんと一緒に成長していけるヒロインを目指していきたいと思います」と熱く意気込みを語った。

 葵演じる藤岡てんは、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女。笑顔のかわいい女の子で、いつも周りを朗らかにしながら自分もよく笑う、いわゆる笑い上戸(=ゲラ)だった。そんなてんは“笑いをこよなく愛する”夫・藤吉と手を携え、ついには大阪を日本一の「笑いの都」へと変えていく。

 神奈川県出身の葵は2009年にスカウトされCMデビュー。NHKでは16年に広島発地域ドラマ「舞え!KAGURA姫」で主演し、好評を博した。主な出演作は、映画『サバイバルファミリー』『陽だまりの彼女』『くちびるに歌を』など。今回のオーディションで2378人の候補者の中から選ばれた。朝ドラオーディションに挑むのは「今回が3回目」という。大阪で撮影が始まる5月までは「(役の)モデルとなった方がいるので、その人の歴史も学びたいし、時代が戦前から始まるので着物での所作なども練習しておきたい」と声をはずませた。

asadora2 制作統括の後藤高久氏は「葵さんは方言テープも聞き込んで、違和感ない京都弁を表現してくれた」「コメディエンヌの才能がある」と評価した。

 脚本を手掛けるのは、テレビ作品「美女か野獣」「働きマン」などで知られる吉田智子氏。連続テレビ小説 「わろてんか」は2017年10月2日~18年3月31日、全151回放送。


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