北川悦吏子、朝ドラヒロインの名前にこだわり “すずめ”は「私の方が早いんです!」

2017年2月23日 / 07:15

 NHKは22日、2018年(平成30)年度前期・連続テレビ小説第98作が「半分、青い。」に決定したと発表した。

 このドラマは、脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品。故郷である岐阜県と東京を舞台に、ちょっとぼんやりだけれど失敗を恐れないヒロインが、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしてゆく。

 今回、朝ドラに「私からアプローチをしました」と自ら立候補したことを明かした北川氏。その理由について「どうしても朝ドラを書きたかったというよりは『半分、青い。』という物語を考え付いた時に、これを朝ドラでやったらすごくいいものになるのでは…と思ったんです。(構想は)4~5年前からありました」と語った。

 主人公は、大阪万博の翌年となる1971(昭和46)年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に誕生した、鈴愛(すずめ)という女の子。小学生のころ、病気で左耳を失聴してしまう鈴愛だが、それを乗り越えた経験が彼女を強くしていく。

 主人公の名前の由来に質問が及ぶと、北川氏は「いま民放でも同じ名前が出てますが…」と現在TBSで放送中の連続ドラマ「カルテット」に言及。ここでは、満島ひかりが「世吹すずめ」という女性を演じているが「私の方が(ネーミングは)早いんです!」とちゃめっ気たっぷりにその経緯を話し出した。

 「何年か前に中山美穂ちゃんと向井理くんで『新しい靴を買わなくちゃ』というパリの映画を撮りました。そこに桐谷美玲ちゃんが脇役で出てくるのですが、彼女の名前が“すずめ”なんですね。その時はたまたま、かわいいなと思って付けたのですが、その時プロデューサーだった岩井俊二さんが『名前が良すぎるよ。これは絶対にヒロインの名前だ』ってケチを付けてきたんです」と笑いながらエピソードを披露。

 「そうなのか…と思って、家に帰って娘にその話をしたら、娘も(自分の名前は)『すずめが良かったな』とか言い出して。そんなに“すずめ”は良いのかと思いました」と振り返った。それ以降、すっかり“すずめ”という名前に愛着が湧いたという。

 「じゃあ、映画と同じ名前を出して良いんですか…?となるわけですが…。何年か生きてくると、結構同じ名前の人って会うじゃないですか」と例をいくつか挙げた北川氏は、「30年(仕事で)書いていますが、好きな名前って結構限られてくる。だから自分である時“同じ名前使ってもいいことにしよう”と許したんです」とぶっちゃけ。最後は「ドラマを見てもらったら、どうしてすずめという名前になったのかが分かるシーンも、もちろん登場します」と笑顔でアピールした。

 なお、主人公を演じる女優は「今後オーディションによって決定される」といい、北川氏は「とにかく私の中では“すずめちゃん”がかわいくて仕方ない。もう一回、娘を産んだような感じなので(オーディションでは)『この子じゃない!』『違う!』とか言っちゃいそうで今からとっても怖い」と苦笑。それでも「消去法ではなくて、出てきた瞬間に『この子がすずめだ!』と思うんじゃないかな…。衝撃的な出会いがあればいいなと思います」と期待していた。

 放送は、2018年4月2日から9月29日まで全156回。


芸能ニュースNEWS

「月夜行路 ―答えは名作の中に―」「菊雄さん(田中直樹)の株が爆上がりの回だった」「とっくに友達、こんなにうれしい言葉はないよね」

ドラマ2026年5月7日

 「月夜行路 ―答えは名作の中に―」(日本テレビ系)の第5話が、6日に放送された。  ミステリー作家・秋吉理香子氏の同名小説をドラマ化した本作は、文学オタクの銀座のバーのママ・野宮ルナ(波瑠)が、主婦の沢辻涼子(麻生久美子)と共に、文学の知 … 続きを読む

「時すでにおスシ!?」森の母“温子”佐藤江梨子の登場に反響 「ヤンキー母がしっくりくる」「熱血破天荒ママが良かった」

ドラマ2026年5月7日

 永作博美が主演するドラマ「時すでにおスシ!?」(TBS系)の第5話が、5日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、子育てを終え、50歳で久しぶりに“自分の時間”と向き合うことになった主人公・待山みなと(永作)が、第2の人生 … 続きを読む

「リボーン~最後のヒーロー~」「今回も高橋一生さんの低音ボイスを堪能した」「光誠と英人が腹違いの兄弟である可能性も」

ドラマ2026年5月7日

 「リボーン~最後のヒーロー~」(テレビ朝日系)の第4話が、5日に放送された。  本作は、富と名声を手に入れた上層社会に生きる男・根尾光誠(高橋一生)が、ある日突然、下町の商店街で暮らす野本英人(高橋・二役)に転生。しかも、そこは2012年 … 続きを読む

「サバ缶、宇宙へ行く」2期生メンバー始動に視聴者感動 「夢がつながった」「生徒たちの試行錯誤が興味深い」

ドラマ2026年5月5日

 北村匠海が主演するドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」(フジテレビ系)の第4話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、福井県の水産高校の生徒たちが“宇宙食開発”という夢に挑戦した実話をもとに描くオリジナルストーリー。若狭水 … 続きを読む

日曜劇場「GIFT」「昨日の夢は、今日の希望であり、明日の現実」「毎週、伍鉄さん(堤真一)の言葉に胸を打たれる」

ドラマ2026年5月4日

 日曜劇場「GIFT」(TBS系)の第4話が3日に放送された。  本作は、パラスポーツの車いすラグビーを舞台に、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく。暗闇 … 続きを読む

page top