向井理、主演作公開も不安を吐露 「僕もまだ完全には理解できていません」

2016年12月3日 / 14:53

撮影の苦労を振り返った向井理

 映画『RANMARU 神の舌を持つ男~(中略)~鬼灯デスロード編』の公開初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、出演者の向井理、木村文乃、佐藤二朗、木村多江、財前直見、黒谷友香、永瀬匡、堤幸彦監督が出席した。

 ドラマシリーズを経て完成した本作は、伝説の浴場従業員の孫・朝永蘭丸(向井)が放浪の旅の末、たどり着いた温泉郷を舞台に事件を解決していくという、堤監督が20年来温めてきた温泉ギャグミステリー。

 向井は、最初のあいさつで「(皆さん)理解できましたでしょうか…? 僕もまだ完全には理解できていません」と明かした。

 佐藤が「実はドッキリなんじゃないかと思っている」と怪しめば、向井も「“本当に映画化されるのかな”という思いはありました」と苦笑しつつ、「こうして(映画化は)本当だったんだと思うと、感慨深いものがあります」と喜びを口にした。

 堤監督も「僕の思いの丈を全部ぶつけちゃった作品。ちょっとでも面白いんじゃないかなと思ったら、『意外といけるよ』と知り合いに口コミを広げていただけたら」と自虐交じりにアピールした。

 ドラマを含め、長期間にわたり本作に携わってきた向井は、改めて「大変でした。朝6時にふんどし一丁で、チャリンコで走るというのは金輪際ないでしょう。濃厚な9カ月でした」と苦笑した。

 これに対して佐藤は「向井さんは締まった体ですからいいですけど。僕は毎週、毎週、怠惰な肉体を全国にさらしたんですから」と嘆いた。

 向井から「熟れた果実」とちゃかされた佐藤は「あるいは“わがままボディー”?」と冗談めかしつつ、「そういう意味では、俺もこれだけ人に体をさらすのは最後だと思う」と振り返った。

 一方、堤監督の社会派サスペンス映画『天空の蜂』(2015年)にも出演した永瀬は、あまりのテイストの違いに「監督は、本当に同じ人なのかな?と思った」と戸惑いを告白。これには堤監督も「あっちはB(面)。こっちがA(面)」と応じて笑いを誘った。

(左から)堤幸彦監督、財前直見、佐藤二朗、向井理、木村文乃、木村多江、黒谷友香、永瀬匡

(左から)堤幸彦監督、財前直見、佐藤二朗、向井理、木村文乃、木村多江、黒谷友香、永瀬匡


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top