高畑充希、映画の賞に「すごく幸せ」 妻夫木聡「転機は『ウォーターボーイズ』」

2016年11月3日 / 19:48

 第29回「東京国際映画祭(TIFF)」のクロージングセレモニーが3日、都内のEXシアター六本木で行われ、“ARIGATO(ありがとう)賞”に選出された女優の高畑充希、俳優の妻夫木聡、新海誠監督、ゴジラが登壇した。

 この賞は“日本映画界への貢献が目覚ましい人々に贈られる賞”で、昨年設立された。妻夫木は、『ジョゼと虎と魚たち』(2003)でキネマ旬報ベスト・テン最優秀主演男優賞、『悪人』(10)では第34回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞など、数々の賞に輝き、いまや日本を代表する俳優の一人に成長した。

 壇上でトロフィーを受け取った妻夫木は「ありがとうございます」と満面の笑み。自身の転機となった作品として『ウォーターボーイズ』(01)を挙げ、「あの作品で日本映画の汗臭さ、泥臭さを肌で感じることができたし、スタッフ、キャストのみんなで一丸となって“映画を作っているんだ”という一体感を感じることができました」と述懐。

 それ以降、「映画にほれて今までずっとやってきました」という妻夫木は「映画界の方々からこのような賞をいただけるとは思っていなかったので、これを励みにまた一から頑張りたいと思います」とさらなる躍進を誓った。

 一方の高畑は、今年大ヒットを記録した映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)の主演のほか、『怒り』(16)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16、同映画祭 コンペティション部門出品作品)など話題作が続く。特に今年はNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主役の小橋常子を熱演。“日本全国のヒロイン”としてお茶の間でも人気を博した。

 壇上に上がった高畑は「すてきな賞をいただき、すごく幸せな気持ちです。私はミュージカルからこの世界に飛び込んだので、そこから10年たって、映画の賞をいただけるなんて…」と感慨深げにコメント。

 続けて「それも“ゴジラさん”と同じ壇上に立つ日が来るとは思っていませんでした」と笑うと、「いつも、この先どのようになるか分からぬまま、運とかいろんな方とのご縁でここまでやってきたと思います。すごく恵まれた10年間でした」と改めて感謝。「これからも必死に頑張ります。こちらこそ“ありがとう”ございました」と頭を下げた。

日本を代表する俳優の一人に成長した妻夫木聡

妻夫木聡 (c)2016 TIFF


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