松田龍平、“おじさん役”を追求するも… 「僕はまだおじさんじゃない!」

2016年11月3日 / 17:57

主演の松田龍平

 映画『ぼくのおじさん』の初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、出演者の松田龍平、真木よう子、宮藤官九郎、子役の大西利空、山下敦弘監督が出席した。

 主演の“おじさん”を演じた松田は、「初日を迎えられてとてもうれしいです」と笑顔を見せ「僕自身、すごく好きな映画になったのでたくさんの方に見ていただきたいと思います」とアピール。

 オファーが来た時の心境については「おじさん来たな…という(感じで)」と苦笑しながらも「まあでも、おじさんといっても叔父さんの“おじ”なので。自分なりのおじさんを追求していきたいなという気持ちでやらせてもらいました」と撮影を振り返った。

 原作は芥川賞作家・北杜夫氏による同名小説。学校で「自分のまわりにいる大人」をテーマに作文を書くことになった“ぼく”こと春山雪男(大西)は、大人のくせにお小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない、万年床で漫画ばかり読んでいるボサボサ頭の居候のおじさん(松田)をテーマに作文を書き始める…という物語。

 今回演じた“おじさん”について、客観的な意見を問われた松田は「グータラですけど行動力がありますよね」とコメント。「独特で、例えばハワイ行くのに、懸賞で行けるよう全力を注ぐところとか、カレーのクーポン券が使えなくてショックを受けるとか、すさまじいなと思って…」とある意味、感心もしている様子だった。

 一方、マドンナ役のエリーを演じた真木は、「おじさん的な人を(異性として)どう思う?」という質問に、「現実的に考えると経済面とか問題になってきますが、嫌いではないです」と回答。これを聞いた松田は「僕のことじゃないですよね。(あくまで役柄の)おじさんなんで。僕はまだまだおじさんじゃないぞ!」と主張して、会場の笑いを誘った。

 トーク中には、今回、ハワイ在住の日系4世という役どころに挑んだ真木が「エリーは明朗快活。私にそんなイメージはあまりなかったから、お話をいただいた時に第7候補ぐらいじゃないのかなと疑いました」とこぼす一幕も。それでも、「マドンナの役は女優として一度はやってみたかったので、二つ返事でOKしました」と話す真木に、山下監督は「そんなことないですよ!」と慌てて否定していた。

マドンナ役を演じた真木よう子

マドンナ役を演じた真木よう子


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top