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NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」クランクアップ取材会が25日、都内の同局で行われ、主演の高畑充希、出演者の西島秀俊ほかが出席した。
ヒロインの小橋常子として昨年11月から撮影に挑んできた高畑も、この日ついにクランクアップを迎え「なんか“終わる”とかあるんだな…と思います」としみじみ。
「いろんな日がありました。バラ色の日もあったし、限界の先に行って沼に落ちてしまいそうな日もありました」とこれまでを振り返りつつ、「本当に10カ月間、大切に大切にしてもらいました」とスタッフと共演者に感謝。「初主演ドラマを、こんなチームで出来て、運を使い果たしちゃったんじゃないかなって思うとこれからが怖い」と漏らしつつ、「本当に最高のチーム、そして最高の家族でした。私はとと姉ちゃんでいられて幸せでした!」と目を潤ませながらも笑顔を弾けさせた。
会見には一足先に撮影を終えていた小橋家の次女・鞠子役の相楽樹、三女・美子役の杉咲花、3姉妹の母親・君子役の木村多江も花束を持って駆けつけた。相楽から「とと姉、本当にお疲れさま。ゆっくり休んでね」とねぎらいの言葉をかけられた高畑は「うん、休む、寝る!」と即答し、笑う一幕もあった。
「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子さんの軌跡をモチーフとしたドラマ。“父親代わりの長女”小橋常子が、生前の父・竹蔵(西島)が教えてくれた「当たり前の生活がいかに大切か」という教えを胸に、2人の妹と母を守っていこうと奮闘する姿を描く。
会見で、苦しかった撮影を問われた高畑は「説明ぜりふが多い時期。大人になってから社長になってしまったので、説得したり演説したりするシーンがすごく増えて、脳みそがパンクしそうでした」と苦笑い。それでも「今回は小橋家の4人全員がヒロインという感じだったので、小橋家に帰るとほっこりして、またせりふ覚えよ!ってなりました。それでなんとかいけました」と“家族”の存在が支えになっていたことを明かした。
10月1日放送の最終回の舞台は昭和49年。常子54歳。常子の夢の中で、父・竹蔵と再会を果たし、『あなたの暮し出版』の中を案内する。竹蔵が亡くなってからのこれまでの出来事を振り返り、竹蔵にほめられ、常子が涙するシーンとなっている。
幼少期は子役が演じたため、実際には西島との共演がなかった高畑は、かねてから「幽霊で出てこないかな」と“とと”の再登場を希望していた。この日、念願の西島との共演を果たした高畑だったが「いざ現場に来るとめっちゃ緊張して、何を話せばいいのか…。本当にかなり戸惑ってしまった」と照れ笑い。しかし「やっぱり“とと”はずっと特別な存在だったから、“とと”に『頑張ったね』って言われたらすごく幸せな気持ちになりました」と喜びを語った。
西島も「僕も全く同じ。実際に現場に入ったら緊張、そしてあとなぜか分からないけど恥ずかしくなっちゃって…」と高畑を前にした心境を明かし「最初の本番で僕はNG出しました。せりふが飛びました」と苦笑いで振り返っていた。

(左から)杉咲花、相楽樹、高畑充希、西島秀俊、木村多江
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