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「X-ファイル 2016」発売記念イベントに出席した柳沢慎吾
海外ドラマ「X-ファイル 2016」発売記念イベントが23日、東京都内で行われ、ゲストとして俳優でタレントの柳沢慎吾が登場した。
世界中でオカルトブームを巻き起こした「X-ファイル」が13年ぶりにTVシリーズとして完全復活。作品の舞台にちなみ、得意のネタ「ひとり警視庁24時」を“FBIバージョン”で求められた柳沢は「できるかな。心配だな。ぶっつけ本番だよ」としながらも、UFO発見現場に向かう男性捜査官、女性捜査官、2人に司令を出す所長の3役を熱演した。
“なんちゃって英語”を交えた白熱の演技に、報道陣から拍手が送られると、柳沢は「今日も柳沢劇場はノッてるね!」と上機嫌。ネタの最中は、頭がいっぱいだったと言い、「ちょっと失敗しちゃった。無線(シーンを)やるのを忘れちゃったね」と反省点を挙げながらも「皆さんの前でこういうのをやるのが好きなんだよね」と満面の笑みを浮かべた。
最後は、ドラマをアピールするべく「これ見て、いい夢見ろよ。あばよ!」と締めくくった柳沢だったが、「せっかく(取材に)来たんだったらアレも見たいよね!?」と報道陣に問い掛けながら、ノリノリで「ひとり甲子園」も披露。会場をおおいに盛り上げた。
イベント後の取材で「警視庁は短い。まだ17~8年ぐらい。高校野球は小学校のころからやっている」とネタの歴史を振り返った柳沢は、決めぜりふ「あばよ!」について「もうすぐ30周年。あれを超えられる言葉が見つかんないね」とぶっちゃけた。
「あばよ」誕生のきっかけは1980年代後半に出演したテレビ番組だったそうで、柳沢は「とんねるずの『ねるとん』に出てた時。女の子の前に行って『付き合ってください』って言ったら『ごめんなさい』って振られたの。そのとき貴ちゃん(石橋貴明)が『慎吾ちゃんさ~、ちょっと一言(女の子に)言ってあげたほうがいいよ』って言ってくれたの」と当時を述懐。「それで、あの寸前に『あばよ』という言葉が出たの。あの貴ちゃんの一言がなければたぶん出てこなかった。考えてなかったもん。偶然。考えてしゃべる言葉じゃないから」と誕生秘話を明かすと、「その次のスペシャル(番組)の時に、初めて(せりふの)上に『いい夢見ろよ!』が入ったの」と後日談も語った。
「あばよ」が自身の代名詞として定着した今、柳沢は「言葉ってすごいよね…」としみじみ。「1回『あばよ』をやめようと思ったこともあるけど、先輩が『続けることが大切』『やめるのは簡単だから』って(言ってくれて)。あのころは分からなくて『まじっすか?』って返してたんだけど」と笑いつつ、「あの一言で場が締まるからね。長く続けることが大切」とあらためて持ちネタに感謝していた。
この日のイベントにはUFO撮影家の武良信行さんも出席。明日24日が「国際UFO記念日」ということで、柳沢と2人でUFO召喚の儀式を行った。「X-ファイル 2016」はデジタル先行配信中。7月2日、ブルーレイ&DVDリリース。
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