渡辺謙「自分の国で認められてうれしい」 岩谷時子賞受賞でトニー賞に思いをはせる

2016年6月13日 / 18:07

「岩谷時子賞」を受賞した渡辺謙

 音楽・演劇界の明日を担う人材やその向上・発展に功労のあった人物・団体に授与する第7回「岩谷時子賞」授賞式が13日、東京都内で行われ、受賞した俳優の渡辺謙、映画字幕翻訳者の戸田奈津子氏、女優で歌手の新妻聖子ほかが出席した。

 岩谷時子賞奨励賞を受賞した新妻。ミュージカルデビュー作「レ・ミゼラブル」の訳詞を岩谷氏が手掛けていたことから「ミュージカル史としては、言葉や歌詞と共に歩みが始まった、私にとって岩谷先生は特別な方。お名前のついた賞を頂ける日が来るなんて信じられない思いです。頑張ってきて良かったと感謝の思いです」とスピーチした。

 この日、アメリカでは第70回トニー賞の授賞式が行われており、昨年の同賞でミュージカル主演男優賞にノミネートされた渡辺は「トニー賞をやっている日に日本のエンターテインメントの礎を築かれた方の賞をいただき、自分の国のエンターテインメントの世界で認めてもらえて、褒めてもらえたうれしさでいっぱいです」と受賞を喜んだ。

 また、世界を股に掛けグローバルに活躍する秘訣(ひけつ)を問われると「僕としてはグローバルな思いはなく、チケットを手に、呼ばれた先に行くというのがスタンス」と語り、「グローバルというところで言うと、その先に何が待っているか、大きな期待をせずに与えられたチャンスにどれだけ真正面からぶつかっていけるかということでやってきた十数年だったと思います」と振り返った。

(左から)吉田南さん、戸田奈津子氏、渡辺謙、新妻聖子、井上朋実さん

(左から)吉田南さん、戸田奈津子氏、渡辺謙、新妻聖子、井上朋実さん


芸能ニュースNEWS

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生と“水川”丈太郎のシーンに反響 「迫真の演技」「『ずっと親友だと思ってるよ』は泣く」

ドラマ2025年11月9日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第6話が、7日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を … 続きを読む

「コーチ」「向井さん(唐沢寿明)のあの静かな迫力は癖になる」「刑事ドラマでコーチ?って思ったけど、なるほどだった」

ドラマ2025年11月9日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第4話が、7日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても成 … 続きを読む

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

Willfriends

page top