渡辺謙“ゴジラ松井”からのビデオレターに感激 「日本が大切にしてきたゴジラを届けられてうれしい」

2014年7月10日 / 20:35

 「ゴジラは日本の国民破壊栄誉賞」と語った渡辺謙

 映画『GODZILLA ゴジラ』のジャパンプレミア上映前舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の渡辺謙ほかが登場した。

 本作は、1954年から日本で製作されてきた『ゴジラ』シリーズを、新作としてハリウッドで再映画化したもの。

 渡辺は、日本公開を直前に控えた今の心境を「本当に長らくお待たせしました。日本が大切にしてきたゴジラを届けられることができてうれしいです。スクリーンに現れるゴジラを堪能していただけると自信を持っています」と興奮気味にアピールした。

 5月に米ロサンゼルスで行われたワールドプレミアの様子を「世界中からメディアの方や、ファンの方が来てくれて『こんなにゴジラを愛してくれる方が世界中にいたんだ』と思いました」と振り返り「(こんなに愛されているキャラクターは)ゴジラとミッキーマウスぐらいじゃないですか」と語り、会場の笑いを誘った。

 撮影については「残念ながらゴジラとはご一緒してません。ご一緒して撮影していたら大変なことですから」とジョークを飛ばし「『目の前に本当にゴジラがいたらどうなるんだろう?』とかを考えながら、ゴジラがいると信じ切って演じていました」と話した。

 舞台あいさつでは「ゴジラ」の愛称で日米の野球界で活躍した松井秀喜氏からお祝いのビデオメッセージが届けられた。松井氏は「『ゴジラ』が盛り上がっていると自分のことのようにうれしいです」と在住する米ニューヨークでもゴジラが大ヒットしていることを語り、それを聞いた渡辺は感激しきりの様子だった。

 映画は7月25日から2D/3D(字幕スーパー版/日本語吹替版)超拡大ロードショー。


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