屋良朝幸、主演ミュージカルは7割がダンス! 「ダンスがなかったらこの仕事も続けていなかった」

2016年5月14日 / 18:58

(左から)TETSUHARU、矢田悠祐、平方元基、松村雄基、植原卓也

 オリジナルミュージカル「THE CIRCUS!」が14日、東京都内で初日を迎え、公演前に出演者の屋良朝幸、越岡裕貴、松村雄基、演出のTETSUHARUほかが会見を行った。

 舞台は、荒くれ者たちが所属するサーカス団のメンバーが、ひょんなことから政府のスぺシャルエージェントとして世直しをしていく姿を描く痛快冒険活劇。

 座長を務める屋良は「ダンスシーンが目玉になっていまして、ずっとダンスでスピード感のある展開になっています。ダンスというものに出会わなければ、今の自分はいなかったと思うので、今回の作品に主演として出られることはうれしく思います」と明かした。

 舞台は7割がダンスパフォーマンスで構成されている。屋良は「20歳ぐらいから、TETSUHARUさんのダンスレッスンに通っていたんです。もう10年以上のつながりで、ものすごく大好きなダンサーの先輩だったので、まさか一緒にお仕事ができて、演出もしてもらえるとは。ダンスがなかったらこの仕事も続けていなかったかもしれないし、TETSUHARUさんの演出でこの作品に出会えたことが幸せです」と喜びを語った。

 そんな屋良をTETSUHARUは「屋良くんはピュアで立ち姿もすごく品があるし、ダンサーとしてのマインドと俳優としての才能とを持ち合わせている。さらにクリエーターとしての目線も持っている。これは10年前には想像がつかなかったこと。座長として立ってくれるのは頼もしくもあり、素晴らしい成長です」と称賛した。

 一方、ジャニーズ事務所の後輩の越岡は「屋良くんは、小柄ながら繊細かつダイナミックなダンスが魅力的だなって思っていて。何かを言うとかではなく、パフォーマンスで僕たちに『付いてこい』という先輩なんです。屋良くんの背中に付いていくつもりで全公演を全力で乗り切りたいと思います。まだまだ大きくなります」と意気込みを語った。

 舞台は、スペシャルエージェント“THE CIRCUS!”が誕生するまでを描いた「エピソード0」となっており、記者から「続編を期待してもいい?」と聞かれたTETSUHARUは「どうなんですかね。今後の展開次第かな」と言葉を濁した。

 だが、屋良は「僕はもう続けたいですよ」と即答。続けて「これだけダンスで魅せるっていうのも、特に自分の得意としている戦いのシーンもダンスで一騎打ちするっていうのも、ものすごい魅力だし、やっている方も結構怖いんですよ。そのぎりぎり感が楽しい」と目を輝かせた。

 舞台は29日まで都内、よみうり大手町ホールで上演。


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