屋良朝幸、舞台でのラブシーンに 「かわいさが見えればいいな」

2015年12月17日 / 20:40

ミュージカル「ドッグファイト」の出演者たち(左から)矢崎広、中河内雅貴、ラフルアー宮澤エマ、保坂知寿

 屋良朝幸、ラフルアー宮澤エマ、中河内雅貴、矢崎広、保坂知寿が17日、日比谷・シアタークリエで上演される、ミュージカル「ドッグファイト」の東京公演初日取材に出席した。

 このミュージカルは、リバー・フェニックスが主演した数少ない映画としても知られる作品をミュージカル化した、日本初上陸の舞台。これまで屋良は「道化の瞳」や「SONG WRITERS」など、自身の代表作を次々と築き上げてきたが、この作品が海外発のミュージカルに初単独主演となる。

 12月11日~14日の大阪公演を終えての東京公演だけに、屋良は「ベストな感じで、リラックスできて、楽しんでできた」とこの日に行われた稽古を振り返ると、「歌もパワフルだし、ダンスもがっつりつけたんで、そちらでも男の友情という感じの強さが見えたかなと感じています」と作品の出来に自信をのぞかせた。

 また屋良は、アメリカの海兵隊員・エディを演じているが、舞台前には、髪を短髪の金髪に変えている。これについて、屋良は「ここまで短くするのはなかなかないので、新鮮だったと思う。気に入っているんで、2016年はこのままいこうかなと思います」と笑顔で語った。

 舞台では、屋良と宮澤によるラブシーンもあり、屋良は「気持ちは18歳ぐらいで(演じている)。かわいさが見えればいいなと」と振り返る。一方、相手役を務める宮澤は「コミカルなシーンではあるので、逆にかっこいいせりふを真顔で言われると笑ってしまって…。『君を見ていたい』とか、稽古中は芝居にならなかったんです」と、稽古場での裏話を披露した。それに対し、屋良は「日本語だからですよ。だってそんなせりふ言ったことないですもん」と反論し、会場を笑わせていた。

 東京公演は12月30日まで行われ、24日のクリスマスイブのみ休演となっている。そのため、報道陣からクリスマスの予定を聞かれると、屋良は「みんなはどうするのかな。何かする?」と中河内と矢崎に問いかけた。矢崎から「しましょう。エマちゃんの家で」と提案されると、宮澤は「なんでうち?」と困惑しつつも、「鍋パーティー? じゃあ、男の子たちに料理を作ってもらって」と応じていた。

 ミュージカル「ドッグファイト」は、12月17日〜30日に日比谷シアタークリエで上演。

 


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