阿部サダヲ「妻夫木くんのお芝居で泣いちゃった」 役作りでの“プチ断食”も告白

2016年5月14日 / 18:09

(左から)中村義洋監督、松田龍平、千葉雄大、瑛太、阿部サダヲ、妻夫木聡、竹内結子、原作者の磯田道史氏

 映画『殿、利息でござる!』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督ほかが登場した。

 本作は、藩が課した重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町に住む十三郎(阿部)ら“ビンボー庶民”が、町を救うため、藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げるべく奮闘する姿を描く。江戸時代に実在した人々の歴史秘話を映画化したもの。

 阿部は、実話を基にした本作について「最初は本当にこんな話があるんだって信じられなかったです。でも(実在した人々は)子孫にはしゃべるなということで、伝えていかなかったわけですよね。それをわれわれが伝えてしまう矛盾がすごく面白いなあと思います」と話して、会場の笑いを誘った。

 また、阿部は役作りについて聞かれると「水を浴びて断食している設定があったので、僕も断食をしてみようと思って。最初は酵素を飲み始めて、途中から水で3日ぐらい。プチ断食ですけどね。ふんどし一丁で水浴びをするシーンのためだけにやったんです」と明かした。

 一方、阿部の弟役を演じた妻夫木が「僕と阿部さんが似ていないんじゃないかということが心配でした」と語ると、阿部は「それよく言うよね。みんな分かってることなのにさ。お芝居でやってるわけだからさ」とすねて笑わせつつ、「でも、僕は妻夫木くんのお芝居で普通に泣いちゃったんですよね。自然に泣けるんですよ。だからやっぱり兄弟だったんじゃないかな」と語ると、妻夫木も「兄弟でした」と笑顔で納得していた。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top