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映画『世界から猫が消えたなら』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の佐藤健、宮崎あおい、濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子、永井聡監督が登壇した。
本作は、川村元気氏のベストセラー小説を映画化。脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳で郵便配達員の“僕”(佐藤)は、「世界から一つ、ものを消せば、1日の命をあげる」という悪魔(佐藤二役)と契約する。
上映後の舞台あいさつとあり、うっすらと目に涙を浮かべた観客の姿も。佐藤は「余韻に浸っているところをすみません。異様な雰囲気でしたね。いつもは(自分が)出ると少しは『キャー!』という声があるんです。1人もいなかったですね。初めてです」と少々驚いた様子だった。
続けて「映画を見終わった皆さんに会うというのは毎回すごく緊張するのですが…。いまいち反応が分からないと、舞台あいさつが進行できないので、ちょっと聞いていいですか。映画どうでした?」と質問を投げ掛けた。すると客席からは大きな拍手が。佐藤は「良かったです。うれしいです」とホッとしたような笑顔を見せた。
撮影は約1年半前に行われた。“楽しかった思い出”を問われた佐藤は「やっぱりアルゼンチンですね。そもそも海外で映画を撮るのが初めて。それだけですごく高揚した気分になりました」と回答した。
一方“彼女”役の宮崎は「私はアルゼンチンに行くまでが楽しかったです。もちろん行ってからも楽しかったけど、今回は行くまでにいろいろなことがあって。旅にトラブルはつきもので、それが楽しめるかどうかも大事。予定していた飛行機に乗れなかったり、途中から二手に分かれたりといろいろあったけど、結果的に、誰も待たせずにきちんと到着できた。そういうのが思い出に残ってます」としみじみと語った。
この日の会場には“僕”の愛猫キャベツを演じたパンプも登場。パンプを優しく抱きかかえた佐藤が「パンプは本当に優秀でいい子。もう、大御所という感じです」と褒めた。
だが、永井監督が「健くんとパンプくんが一緒にやっている時は、むしろ健くんの方がNGを出していた」と明かすと、佐藤は「すみません」と謝りながら「僕がどんな芝居しても、チェックの時はみんなパンプしか見ていない。もういいやと思って。猫には勝てないっすね」と語り、苦笑いを浮かべた。
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