エンターテインメント・ウェブマガジン
「いろんなものをやれる女優さんになれたらいい」と語った黒木華
映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』の大ヒット御礼舞台あいさつが22日、東京都内で行われ、主演の黒木華と岩井俊二監督が登壇した。
3月26日に公開された本作は、反響の大きさから23館の追加上映が決定し、計51館での上映となった。岩井監督は「皆さんのおかげです」と会場の観客に感謝しつつも、「3時間の上映。“ただ長くて詰まらなかったよ”となると上映が1日1回になり、すぐ消されていく恐ろしい業界。本当に嫌なんです。みんなからは、映画監督って好きでやっていると思われていますが…」と映画を製作する上での重圧も吐露した。
隣で聞いていた黒木は「えっ、好きでやっているんじゃないんですか?」とびっくりした様子で「映画を撮っていて何が一番、幸せですか?」と質問した。
これに対して岩井監督は「ほとんど大変なんだけど、例えば、台本を書いている時、撮影現場、編集の仕上げで何回かゾワゾワっと鳥肌が立つ瞬間があって…。天から降りてくるんです」と製作過程で味わう醍醐味(だいごみ)を説明。
「分からないことだらけ。まだまだ未熟」と反省する岩井監督だったが「まだまだ伸びしろがあるのかな」と冗談めかすと、黒木も「では、伸びしろだらけの監督ということですね」と笑顔で応じた。
質問コーナーでは「純日本的な役柄を演じたらナンバーワンの黒木さんですが、自分ではどう捉えていますか?」という質問も。
これに黒木は「それこそ『真田丸』とかは違和感なく見てくれる顔でうれしいな、と思いますが、今回の映画は現代の話ですし、そういう意味でいろんなものをやれる女優さんになれたらいいのかな」と答えた。
「そんなに昭和顔なのかな、と自分では思うんですけどね…。昭和の女優さんってすっごく凹凸のあるしっかりした顔の方が多いので」とふに落ちない様子の黒木。
岩井監督が「確かに原節子さんは華ちゃんに全然似ていない」と語ると、黒木も「そうなんですよ。何か(昭和顔と)言われてて申し訳ない気持ちになってくる…。昭和の女優さんと比べるとすごく薄い顔なんですが…」と苦笑いを浮かべていた。
ドラマ2025年10月23日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第4話が、22日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む
ドラマ2025年10月22日
佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む
ドラマ2025年10月22日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む
ドラマ2025年10月22日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
ドラマ2025年10月22日
夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む