黒木華は「昭和の雰囲気が漂う女優さん」!? 岩井監督「この子しかいない」

2016年3月16日 / 21:23

 映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』の完成披露イベントが16日、東京都内で行われ、主演の黒木華と岩井俊二監督が登壇した。 

 岩井監督12年ぶりの邦画実写作品となるこの映画は、物事をあまり考えず、“人並み”に生きていたひとりの女性が、いろいろな出会いと経験を通して、生まれ変わっていく現代版「女の一生」。

 “映画に愛される未来の女優を探す”というテーマで行われたオーディションで、黒木が岩井監督に見出されたのが4年前。主役の七海役を長期間に渡って演じた黒木は「すごくタイトな撮影もあったけれど、幸せな記憶しか浮かんで来なくて…。こんなたくさんの人にやっと届けることができると思うとさらに幸せだなと思います」と優しくほほ笑んだ。

 岩井監督も「ようやく皆さんに見ていただける日が来ました。感無量です」としみじみとあいさつ。出会ったころの黒木の印象について「この子しかいないと思った。何か根拠があったわけではないけど、この子で映画を撮りたいなと思った」と明かし、「撮影に入ってからも、予想に違わぬ器の大きさというか…、僕の方から『こうしてほしい』という注文が出ないぐらい、息の合った撮影の日々だった」と充実した現場を振り返った。

 また、香港や台湾での先行公開に足を運んだ岩井監督は、現地での黒木に対する感想が「昭和の雰囲気が漂う女優さん」というものだったと告白。

 「昭和を知ってるの?って、台湾の方々の日本愛の深さ、知識の深さに驚いた」としながらも岩井監督は「僕個人では、黒木さんは、一番現代的な子…。昭和の最先端をいく女優さんだと思っている」と評価。これに黒木が「昭和の最先端なんだ。平成じゃないんだ…」と困惑すると、岩井監督が「平成です。言い間違いました」と笑って訂正する一幕もあった。

 また、岩井監督は、14日に26歳の誕生日を迎えた黒木に漫画家・石田スイ氏の描いた似顔絵をプレゼント。黒木は「こんなに美人じゃないかもしれませんが…、すごくうれしい。また地道に頑張っていこうと思います」と喜んでいた。

 映画は3月26日から全国ロードショー。

岩井俊二監督(左)と黒木華

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