忽那汐里、萩原健一から“人生”を学ぶ 「本当の親子に見えてきたと言われました」

2015年12月18日 / 18:44

会見に出席した忽那汐里

 NHK BSプレミアムのプレミアムドラマ「鴨川食堂」の試写会および会見が18日、東京都内で行われ、主演の忽那汐里が出席した。

 ドラマは「思い出の食、捜します」という一行広告を頼りにたどり着ける京都・東本願寺近くの「鴨川食堂」を舞台に、看板娘の鴨川こいし(忽那)と元刑事の父・流(萩原健一)が、悩みを抱え訪れた客の本当に望む食を突き止めて再現する。

 忽那は「クランクインから2カ月ほどがたって、撮影はまだ半分も進んでいないのですが、こんなに共演者の方と近い関係性が築けるというのは経験したことがなかった。居心地のいい環境の中で安心してお芝居ができています」と充実感を語った。

 中でも親子を演じる萩原との共演はクランクイン前から楽しみにしていたそうで、「とにかくよく話しています。最近は『本当の親子のように見えてきた』とおっしゃるスタッフさんもいる。撮影の合間に『こいし、人生はな』と語り掛けてくれる方も少ないので、貴重だと思いながら楽しく過ごさせていただいています」と明かした。

 ドラマでも描かれる、人々の“食へのこだわり”について、忽那自身は「料理は本当に好きで、疲れていても料理をするのは苦じゃない。普段はほとんど家で自炊している。一人暮らしを始めてちょうど1年ぐらい経過したところで、だいぶお料理にも慣れてきました。現場では監修の方のお料理を間近で見られるので楽しいです」と語った。

 また、共演の岩下志麻は体調不良で急きょ会見を欠席。関係者によると、岩下は以前からの胆石が痛み出したため昨日から検査入院をしており、検査の結果に大事はなく、2、3日中の退院を予定しているという。「人の思い出の食を捜す。なんてロマンチックなお話だと思いました。思い出の食を探す鴨川食堂の人が、人間の大切なものを思い出させてくれて心が温まりました」とメッセージを寄せた。

 ドラマは来年1月10日午後10時からオンエア。全8話。


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