鈴木京香、豊川悦司と“禁断の恋”を熱演 「覚悟を持って愛する姿に魅力を感じた」

2015年12月17日 / 20:57

“禁断の恋”に落ちる鈴木京香

 連続ドラマW「荒地の恋」の特別試写会が17日、東京都内で行われ、出演者の鈴木京香、豊川悦司、渡邊孝好監督が登場した。

 1970年代後半から80年代を舞台にしたこの作品は、53歳の男が許されざる恋に落ちた時、詩人として、ひとりの人間として「言葉」を取り戻していく姿を描く。

 今回、鈴木が演じるのは夫の親友である詩人・北沢(豊川)と禁断の恋に落ちる人妻・明子。共感する部分を尋ねられた鈴木は、「明子という女性は端から見たらいけないところや、強引すぎるところもあると思う。でも、詩人の仕事と人柄をほれ抜いて、“側で見ていたい”という自分の気持ちに忠実になり、覚悟を持って愛した」姿には心打たれるものがあったと明かし「それほど自分は大胆でもないし、勇気もないですが…、女性として魅力を感じますね」とほほ笑んだ。

 また今回、ドラマで共演するのは約10年ぶりとなった2人。感想を問われた豊川は「何と言っても鈴木京香、知らない日本人は1人もいない。たぶん紅白歌合戦と同じレベルだと思う。そういう意味ではすごく光栄ですし、彼女の持っているオーラにどっぷり浸って仕事できたことは喜びでもありました」と照れながら告白。

 明子の魅力についても「一言で言うのは難しい。僕にとって明子は鈴木京香さん。鈴木さんが演じる明子にどんどんほれていったので…、まさに(好きなのは)今ここにいるこの人です。みんなほれちゃうよね?」と語り、笑いを誘った。

 鈴木も、豊川の印象を「前回と同様、“背中で語れる方”なんだなと実感しました。普通に歩いている後ろ姿や、縁側にたたずんでいる後ろ姿だったり、とにかく詩人の苦労を押し隠して淡々としているのに、ムードが出る。本当にステキな方だなと思って…。今回も、ご一緒できて幸せな時間でした」と振り返った。

 一方で、俳優の長谷川博己と交際が報じられている鈴木。先月はツーショットを写真週刊誌に撮られたとあり、退場間際には「交際は順調ですか?」「ご自身の恋も荒れ地ですか?」などと質問も飛んだが、声は届かなかったようで、鈴木は応えることなく会場を後にした。

 ドラマはWOWOWで2016年1月9日、午後10時から毎週土曜日にオンエア。全5話。

豊川悦司(左)と鈴木京香

豊川悦司(左)と鈴木京香

 


芸能ニュースNEWS

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

Willfriends

page top