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土屋太鳳、フジドラマで門脇麦と“再会” 「麦ちゃんは憧れ。これからも追い掛けたい」

「炎」(左から土屋太鳳、門脇麦)

 来年1月4日に放送されるフジの大型スペシャルドラマ「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」で、土屋太鳳と門脇麦が15年上半期のNHK連続テレビ小説「まれ」以来の再共演を果たすことが分かった。

 このドラマは、湊かなえ、三浦しをん、角田光代という現代を代表する3人の女性作家たちの傑作短編小説を映像化。女性たちが抱える“秘密”と“ウソ”にまつわる珠玉のミステリーを全3話のオムニバスで紡ぐ。

 2人が登場する第2話の原作は、三浦氏の「炎」(新潮文庫刊『天国旅行』所収)。

 高校生・香川亜利沙(土屋)の憧れの先輩・立木がある日突然、学校のテニスコートで焼身自殺をする。一瞬の出来事に衝撃を受けた亜利沙は、立木と親しかった楢崎初音(門脇)とともに自殺の原因を探っていく…という物語。

 土屋は、台本を読んだ印象について「この作品は、大人になる前の10代特有の物語だなと感じています。10代の女子が持つ、ある種の“怖さ”を煮詰めて煮詰めて、“毒の結晶”にしたような作品だと思います」とコメント。また、「まれ」以来の共演となる門脇については「すごく縁を感じます」と笑顔を見せ、「麦ちゃんは、どんな言葉よりも、“すごいな”という言葉が一番ぴったり。どうしたら、こんな表情ができて、こんな感情が出せるんだろうと思います。やっぱり、私にとって憧れですし、私はこれからも麦ちゃんを追いかけていきます(笑)」と語っている。 

 一方の門脇も、「いつか、また共演できればと思っていましたが、まさかこんなに早く再会できるとは(笑)。『まれ』とは役柄も全然違うので、新鮮なような、懐かしいような気持ちです」と再会を喜んでいる。

 このほか、湊氏の「ムーンストーン」(ハルキ文庫刊『サファイア』所収)を原作とした第1話に永作博美と檀れい、角田氏の「平凡」(新潮社刊『平凡』所収)を原作とした第3話に鈴木京香と寺島しのぶが出演する。

 ドラマはフジテレビ系で、来年1月4日午後9時から放送。

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