筧利夫、錦織一清とミュージカルで初タッグに「感無量」 いざとなれば“代役錦織”も示唆

2015年10月16日 / 15:54

演出の錦織一清と初タッグを組む主演の筧利夫

 KAAT神奈川芸術劇場プロデュースA NEW MUSICAL「JAM TOWN」の制作発表が16日、東京都内で行われ、出演者の筧利夫、松浦雅、水田航生、東風万智子、藤井隆と原案・演出を手掛ける錦織一清が出席した。

 本作は、昨年11月にトライアウト公演(試演会)を実施し、本公演に先駆けたステップとして今月13日、14日には楽曲披露のためのライブ「JAM TOWN The LIVE」も行った。物語は横浜に生きる人々の出会いと別れをエンターテインメント性豊かに描く。

 錦織は「足掛け3年ぐらいの構想期間があって、こんなに時間を掛けてぜいたくに作らせていただく経験はなかった。ライブが終わって少しずつ夢に近づいていっている、実現するんだなという手応えを感じています」と自信をのぞかせた。

 錦織と主演の筧は旧知の仲だが仕事上では初タッグとなる。筧は「つかこうへいさんの芝居をやった時に錦織さんが見に来て、そのあと居酒屋で飲んだのがおよそ18年前の出会いです。今回は感無量でございます!」と喜びをあふれさせ、「若いころは小劇場の東山紀之と言われていたんです。ずっと戦ってきたんですよ。同じ少年隊の錦織さんと、大人になって一緒に芝居をするのは非常に感慨深いものがありますね」と笑わせた。

 さらに、「いざとなったら代わってもらいますよ。僕のお面をかぶってもらって、歌も踊りもやってもらいます。そういう意味では頼りがいがある」と信頼感を語った。

 また、ミュージカル初挑戦となる東風と元夫婦役を演じる筧は「まだ(真中)瞳さんのころにドラマの相手役をさせてもらって、深夜番組ではデートもしたのが12年前。12年たって、ばったり万智子さんが目の前に。こんな衝撃はまるでドラマのよう」と大げさに語りながら、再会を喜んでいた。

 舞台は神奈川県のKAAT神奈川芸術劇場で2016年1月13日~30日に上演予定。

(左から)東風万智子、松浦雅、筧利夫、水田航生、藤井隆

(左から)東風万智子、松浦雅、筧利夫、水田航生、藤井隆


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