上西星来、ヒロイン抜てきも「プレッシャーは無い」 水野真紀、中越典子が演じてきた難役に挑戦

2015年10月2日 / 19:32

(前列左から)篠井英介、佐藤隆太、上西星来、(後列左から)大塚千弘、白洲迅、小西遼生

 舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の公開舞台げいこ&キャスト囲み取材が2日、東京都内で行われ、出演者の佐藤隆太、上西星来(東京パフォーマンスドール)、白洲迅、大塚千弘、小西遼生、篠井英介が登壇した。

 本作は、G2演出による“伝説の大人ファンタジー”の再々演。中世を思わせる架空の町を舞台に、心と体が入れ替わりカビだらけの外見に澄んだ心をもつ青年(佐藤)と、思ったことと反対のことしか話せない少女おさえ(上西)の淡い恋を描く。

 初日を明日に控え、佐藤は「いよいよということでドキドキしています。本気で笑えて本気で泣ける極上のエンターテインメントになっています」と元気にアピール。

 演出のG2については「僕らのちょっとした変化にも“それいいね”とすぐ反応してくださるので、うれしくもあるけどちょっと怖くもあった。こっちが一瞬でも気を抜くと『ちょっとそこ甘いよ』と言われてしまうので…」と苦笑いを浮かべながらも「刺激的な稽古場だった」と充実感をにじませた。

 おさえを演じる上西も、特殊な役とあって「間違って(本当に)思っていることを言ってしまったり、感情が入るとせりふが出てこなかったり…」と稽古での苦労を明かしつつ「何度も練習を積んできたのでもう大丈夫」と仕上がりに自信を見せた。

 おさえ役は、2002年版で水野真紀、2005年版で中越典子が演じた大役。上西は「台本を読んで、自分が思い描いたおさえと、(過去の作品の)DVDの中のおさえが、全然違う(役の)捉え方だったので“上西星来のおさえ”をやろうと思った」といい、プレッシャーについても「自分は自分なので…多分ないです!」と笑顔を見せた。

 舞台は3日~25日、都内、パルコ劇場を皮切りに、広島、福岡、大阪、仙台、札幌で上演予定。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top