二階堂ふみ「20歳になった瞬間を映画の中で過ごせた」 長谷川博己「もっといやらしい目つきが必要だった」

2015年8月8日 / 14:16

 (左から)工藤夕貴、二階堂ふみ、長谷川博己、荒井晴彦監督

 映画『この国の空』の初日舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の二階堂ふみ、長谷川博己、工藤夕貴、荒井晴彦監督が登壇した。

 本作は、終戦間近の昭和20年の東京を舞台に、戦時下の激しい空襲と飢餓が迫る恐怖の中で懸命に生きる人々の姿を描く。

 二階堂は、作品に取り組んだ感想を「戦後70年ですけど、戦後80年、90年、100年という日本を作っていくのには、考え続けることが大事だと思うので、この先も当時を強く生きた人たちのことを考えたいなと思いますし、そういう気持ちが一層強くなりました」と話した。

 また「私は撮影中に19歳から20歳になったんですけど、その瞬間をこの映画の中で過ごせたことを幸せに感じました」と心境を語った。

 一方、長谷川は、妻子がいながら、二階堂演じる里子との許されぬ恋に落ちる役を演じたが、自身の演技については「僕が尊敬する(俳優の)森雅之さんに比べると、まだまだ到底駄目だなと思って、修業が足りないなと思いました」と振り返った。

 工藤が「長谷川さんは十分いやらしくて悪かったと思いますよ。こういう人いるよなって思いながら見ていました」とフォローするも、「もっといやらしい目つきが必要でしたね。もう少し枯れないと…」と反省しきりだった。


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