樹木希林「監督はきれいな人に目がないから」 原田監督「リハーサルからいじめられっ放し」

2015年6月16日 / 17:02

 熱いトークを交わした原田眞人監督(左)と樹木希林

 映画『駆込み女と駆出し男』の続・大ヒット御礼舞台あいさつが16日、東京都内で行われ、出演者の樹木希林と原田眞人監督が出席した。

 本作は5月16日に公開され、大ヒット御礼舞台あいさつもすでに行われたものの、樹木から「もう一回やりましょうよ」との呼び掛けがあり、公開からちょうど1カ月たったこの日に再度の舞台あいさつが実現した。

 現在は観客動員数100万人を目標に続映中。原田監督は「できれば続々・舞台あいさつもしたい。なんとか200万人にこぎつけたい。続編は200万人を突破したらと言ってしまいましたし、下方修正はよくない。DVDの売り上げも入れて、超えたらいいんじゃないかな」と語った。

 樹木から、リピーターの観客が多い理由を問われた原田監督が「多分言葉じゃないですか」と答えると、樹木自身も「(せりふが)あまりの早口でもう一回見てみてみないと分からない。私はそうだと受け取っています」と笑わせた。

 また、本作はカナダ・トロントで行われた日本映画祭のオープニング作品として『KAKEKOMI』のタイトルで上映され、監督も出席した。樹木は「日本でもそれぐらい(短め)にしてもらわないと、私もいまだに題名が覚えられない」と語った。

 また、観客からの質問コーナーでは「出演者がみんな江戸時代に生きているようだった」とキャスティングを絶賛する声が上がったが、樹木は「私は役の全部がピタッと合っているとは思わない。監督はきれいな人に目がないから。自分の事は棚に上げて、(ある人については)監督に『役を変えるなら今ですよ』と言っていました」と暴露。

 原田監督は「リハーサルから(樹木に)いじめられっ放しで」と苦笑いを浮かべ、「樹木さんは思ったことをずばずば言ってくるのですが、そこで監督がビビっていると成立しない。こういう楽しい会話がずっと現場で続いていました」と明かした。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「豪華な俳優陣が誰一人として暇じゃない群像劇」「二階堂ふみのマイケル・ジャクソンが本番でも見られるかも」

ドラマ2025年10月23日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第4話が、22日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「新東京水上警察」”日下部”加藤シゲアキと“礼子”山下美月の関係が暗雲か… 「日下部と礼子の距離が離れていきそうな予感」

ドラマ2025年10月22日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「スクープのたまご」芸能人の張り込みシーンは「ヒヤヒヤした」 “桑原”本島純政の記者の苦悩に「胸がいっぱいになった」

ドラマ2025年10月22日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子が“理佐子”峯岸みなみに復讐 「元日向坂46と元AKB48の対決がいい」「峯岸みなみの熱演がすごい」

ドラマ2025年10月22日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の演技が「解像度が高くて笑える」 「“椿”中条あやみとのキミセカコンビが似合っていて好き」

ドラマ2025年10月22日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top