河本準一「初舞台は新しい挑戦」 「気合いが入り過ぎて共演者に怒られた」

2015年6月16日 / 15:31

 (前列左から)河本準一、作・演出の福島三郎氏、牧野由依、(後列左から)大山真志、菊地美香、陽月華、なだぎ武

 舞台「うたかふぇ」の公開稽古が16日、東京都内で行われ、出演者の河本準一、牧野由依、陽月華、なだぎ武ほかが取材に応じた。

 本作の舞台はドリーム商店街にある“うたかふぇ”ことオープンカフェ「マリア」。そこに集う商店街の人々が大型ショッピングモールの台頭に戸惑いながらも立ち向かう姿を描く。

 初舞台でいきなり初主演の河本は「一番の後輩として、自分ができることを考えたらやっぱりムードメーカーかなと思って…」と笑顔を見せ、「今年で40歳。今までやってきた芸人とはまた違う、新しい何かに挑戦したいと思っていたところにこのお仕事が来た。次の10年、50歳に向かうまでの最初の挑戦となる作品ですのでぜひ見に来てください」とアピールした。

 初日はまだ半月先だが河本は「手応えしか感じられない。すでにやり切った感がある。自分の中でもテンションが上がりまくっていて、気合が入り過ぎて(共演者に)怒られまして…」と告白した。

 最初の台本の読み合わせで「せりふを全部(頭に)入れていった」という河本だが、「みんなの顔を見ながら(本読みを)やったら『いい加減にしてくれ』、『何、調子に乗って全部覚えてきてるねん』と。ええことやんと思ったけど、それをすると『みんながピリついて慌てる』と言われて。すみませんみたいな」とやり取りを明かし、「頑張ってそんなに怒られるとは」と苦笑いを浮かべた。

 舞台は7月3日~12日に都内、サンシャイン劇場で上演。


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