渡辺謙、「蟹さんとは親戚みたいだった」 蟹江敬三さんの「お別れの会」で涙の弔辞

2014年5月13日 / 19:06

 蟹江敬三さんの「お別れの会」に参列した松下由樹

 3月30日に胃がんのために亡くなった俳優の蟹江敬三さん(享年69)の「お別れの会」が13日、東京・港区の青山葬儀所で行われた。

 生前に親交があった渡辺謙、名取裕子、松下由樹、石橋蓮司がお別れの言葉を述べた。

 渡辺は「蟹さん、驚いちゃった。具合が悪いなんて何にも聞いていなかったし、『あまちゃん』では気持ち良さそうにいい加減なじいちゃんをやっていたし、知らせを聞いたときはしばらくぼうぜんとしていました。蟹さんとは、お互いの近況や家族のことを話す親戚みたいな気持ちでした。(蟹江さんの長男の)一平が学校を出て青年座に入るときも、蟹さん悩んでいたよね。僕は『いいじゃない、おやじの背中すてきに見えるなんてなかなかないよ』と軽口をたたいたら笑顔を返してきました。もっと目やにと鼻水とよだれでグズグズの蟹さんを見たかった。今でも『あまちゃん』のおじいちゃんみたいに、『あれうそだったんだぜ』ってひょっこり顔を出しそうな気がしています。現場にいつでも顔出してニッコリ笑ってよ。待ってるから」と声を震わせ、涙ながらに語った。

 また松下は「蟹江さんには多くのことを教えてもらいました。蟹江さんの背中を見て教わったことを決して忘れません。教わったことを引き継いで、蟹江さんのようになりたいと思っています。一番尊敬している俳優で、一番好きな俳優は蟹江敬三さん。生涯変わることはありません」と涙を流した。

 「お別れの会」には、水谷豊、大泉洋、草なぎ剛、前田敦子、斉藤由貴、香川照之、いしだあゆみ、椎名桔平ら約700人が参列した。


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