檀れい、民放連続ドラマ初主演で初の刑事役に 警部役・稲垣吾郎、「共演楽しみ」

2013年11月20日 / 15:38

 初の刑事役に挑む檀れい

 フジテレビ系で2014年1月にスタートする火曜9時ドラマ「福家警部補の挨拶」で女優の檀れいが民放連続ドラマに初主演することが分かった。これまでの連ドラ主演作では苦難を“耐え忍ぶ女性”を演じてきた檀が、今作では“ガツガツ仕事をする女性”として初の刑事役に挑む。

 檀が演じるのは、完全に周りからは浮いている人並み外れた推理能力を持つ福家警部補。「あともう一つだけ聞きたいことが……」と、上司の言うことを聞かずにしつこく詰め寄る。檀は「お話を頂いた時にはびっくりしました。1月の新しい年に始まるドラマなので、私自身にとっても、いい仕事始めになります」と喜びのコメントを寄せた。

 檀自身も「これまでは耐える女が多く、キャリアウーマンといった役の経験が少なかったのですが、今回は男の人に交ざってガツガツ仕事する女性という役。そこがうれしいです」と新境地の役柄に意欲的。「普通の刑事ドラマと思ってご覧になるとちょっとびっくりするかもしれません。一風変わった女性刑事なので楽しんでやりたいと思います!」と意気込みを語った。

 一方、変わり者の福家警部補とは相いれない全く違ったタイプの堅物な石松警部役には稲垣吾郎。稲垣は同局の連ドラには「ハングリー!」(12年1~3月)以来約2年ぶりの出演となる。好き勝手に捜査し手柄を立てる福家にプライドを傷つけられる一方で福家の手柄が自分のものになるためうまく泳がせる一面もあるなど、謎めいた人物を演じる。

 稲垣は脚本を読んで「とても面白く思いました。刑事物は数え切れないほどありますが、そんな中でも読んだことがない読後感に浸りました」と絶賛。「主人公がすごい! 謎めいていて、それを演じるのが檀さん。インパクトが強い全く新しいニューヒロインの誕生となるに違いありません」と力強くアピールした。自らの役柄については「彼自身も謎めいていて、ミステリアスなところがあり楽しみです。台本だけでは計り知れないところもありますが、それだけにやりがいがあり、先が楽しみですね」と意気込む。

 稲垣との共演について、檀は「どんな上司を演じてくださるのかとても楽しみです。稲垣さんが私の顔を見て“嫌だな”とため息をつくような刑事をやりたい」と気合十分。稲垣も、「木村(拓哉)くんの映画『武士の一分』で強烈な印象を残され、こんな人がいたんだと思いました。いろいろなお顔が見られるのが楽しみです!」と期待を寄せた。

 そのほか、福家を支える後輩の二岡鑑識係を柄本時生が演じる。

  本ドラマは、「刑事コロンボ」のように番組冒頭で犯人と犯行過程を知らせた上で事件が解決されていく様子を描く“倒叙ミステリー”。各話に登場する個性豊かで魅力的な犯人との攻防が見どころとなっている。

 ドラマは14年1月スタート。毎週火曜、午後9時から9時54分放送。


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