綾瀬はるかが号泣「皆さんが大好きです」 大河ドラマ「八重の桜」の撮影が終了

2013年9月30日 / 20:08

 大河ドラマ「八重の桜」クランクアップセレモニーに登場した綾瀬はるか

 NHK大河ドラマ「八重の桜」クランクアップセレモニーが30日、東京都内で行われ、出演者の綾瀬はるか、オダギリジョー、風吹ジュンほかが登場した。

 本作は、福島・会津で生まれ育ったヒロイン新島八重が激動の時代を懸命に生きる姿を描いてきた。約1年にわたって八重を演じた綾瀬は、最後のシーンを撮リ終えると感極まって号泣した。

 撮影現場に共演のオダギリや風吹らが現れ、花束を渡されると「本当に1年があっという間で、もっと撮影したいなと終わりが近づくにつれて思っていました。みんなでいいものを作ろうという士気が高くて、本当に物を作ることは素晴らしいことなんだとあらためて感じさせられて。皆さんのことが本当に大好きです。最高の1年をありがとうございました」と目に涙を浮かべながら心境を語った。

 オダギリが「本当にすてきな八重で。終わるとぽかんとしてしまうだろうなあと思うんですけれども、気を強く持ってこれからも生きていってください」と語ると、綾瀬は笑顔を見せて大きくうなずいた。

 東日本大震災の被災地でのロケも多かったという。最後に綾瀬は「八重さんは苦境の中でも前を向くことを忘れない女性で。(被災地では)今もすごく大変な状態が続いていると思うんですけれど、でも何か光を見つけて前を向く、転換をしていくことを伝えられたらいいと思います」と力強く語った。


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