大竹しのぶ、勘三郎さんとの“約束”明かす ピアフ再演、「褒めてもらいたい」

2013年1月15日 / 21:25

 エディット・ピアフの再演に挑む大竹しのぶ

 舞台「ピアフ」の公開舞台稽古が15日、東京都内で行われ、主演の大竹しのぶが稽古前に取材に応じた。

 本作は、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの激動の半生を描いたもの。2011年の初演では、大竹が読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞し、演出の栗山民也氏も芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。

 昨年12月に亡くなった中村勘三郎さんから、渡された本がきっかけで、20歳の時にピアフを知ったという大竹。勘三郎さんの葬儀では弔辞も読んだが「心の整理は付いた?」という報道陣の問い掛けに「そうですね…。芝居をやっていくしかないので元気に頑張ってやっています」と気丈にコメント。

 「健康に気を付けて1日1日やるだけかな」と気を引き締めながら「今回は、新しい仲間も増え、栗山さんも新しい細やかな演出をされるので(前回とは)全く違うものになっていると思う」とアピールした。

 本番を前に「あらためて勘三郎さんに誓うこと」を聞かれると「これは彼がいるときも話していたこと」と前置きし「“恥ずかしいお芝居をしてはいけない”という約束事と、“お互いに褒め合える仲間でありたい”というのがあったので、それは変わらずに思います。今回も『いいよ、いいよ』って褒めてもらいたい」と話した。

 「楽屋に勘三郎さんの写真を置いたりしてる?」と聞かれると「恋人じゃないですから」と苦笑い。「劇場にも来てくれそうですね」という報道陣の問い掛けには、うなずきながら「奥さんとも『そこら辺、ウロウロしているよね』と話しています」と笑顔で応えた。

 舞台は1月16日~2月13日、東京・日比谷シアタークリエ、2月16日、17日、福岡・キャナルシティ劇場、2月22日~24日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。


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