大竹しのぶ「監督を忘れません」 芦田愛菜は神妙な面持ちで参列

2012年6月3日 / 17:40

 弔辞で、新藤監督とのさまざまな思い出を語った柄本明 (c)KYODONEWS

 5月29日に亡くなった映画監督の新藤兼人さん(享年100)の告別式が3日、東京都内の増上寺で営まれ、山田洋次監督をはじめ映画関係者ら約400人が会葬した。

 遺作となった「一枚のハガキ」や「石内尋常高等小学校 花は散れども」などに出演した柄本明は、「心の中で『よーい、スタート』の声を聞いてこの場に立っています」と厳かに話し始め、さまざまな思い出を語った。その中で、打ち合わせ中に新藤監督がおならをしたエピソードを明かし「なんとめでたい、素晴らしいことかと思った。生きていると、仕事もするけど、おならもする」と柄本らしい弔辞を読んだ。

 英ロンドンで公演中のため参列できなかった大竹しのぶは「監督、長い間本当にお疲れさまでした。撮影中の監督の鋭い眼を忘れません。『ヨーイ、スタート』の声を忘れません。『ハイ、いいね』の声を忘れません。お話しくださった言葉を忘れません。監督との映画を忘れません。監督の思いを受け継ぎ、私たちはこれからも真面目にコツコツと一生懸命お仕事してゆきます。又、お逢い出来る日まで頑張ってゆきます。本当に、ありがとうございました」(原文まま)と弔電で弔意を表した。

 また、第54回ブルーリボン賞で監督と初対面した子役の芦田愛菜も神妙な面持ちで参列した。芦田は所属事務所のホームページで「すごく寂しいです。新藤兼人監督とお会いしたときに『一緒に映画を撮ろうね』と言って下さったことが、とても嬉しかったです。一緒にお仕事がしたかったです。ずっと忘れません」(原文まま)とつづっていた。


芸能ニュースNEWS

「ぼくたちん家」“索”手越祐也の「翼をください」に号泣 「涙なしでは見られない」「エンディングとのリンクに感激」

ドラマ2025年12月1日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第8話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほ … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「現実のジャパンカップがドラマと重なった」「このドラマを見ていると競馬がどんどん好きになる」

ドラマ2025年12月1日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第8話が、30日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生のキスシーンの予告に「心臓がバクバク」 「愛衣那は眞希を責めないでほしい」「巧巳と眞希は幸せになって」

ドラマ2025年11月29日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第9話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「コーチ」「向井チルドレンのチームワークが最高」「唐沢さんの配役が最高に効いている」

ドラマ2025年11月29日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第7話が、28日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

Willfriends

page top