市川染五郎、舞台復帰は来年2月 「今はひたすらリハビリ」

2012年10月17日 / 15:32

 会見を行った市川染五郎

 8月27日の舞台公演中に、舞台から転落し、大けがを負った歌舞伎俳優の市川染五郎が17日、現状の説明と今後の見通しについて事故後初めて東京都内で会見を行った。

 神妙な面持ちで登場した染五郎は「私の基本的なミスで、多くの方々に、ご迷惑をお掛けしたこと、深く深くおわび申し上げます」と陳謝。「仕事ができる体をつくっていくことが今やるべきこと。気持ちを新たに、自分がやるべきことをきっちり考え、役者として歩み始めさせていただければ」とあいさつした。

 舞台のセリに落ちたときのことについては「意識はあったのですが、正直記憶が定かでなくそんな中、病院に運ばれた。どうやってもできないことってあるんだな、自分がどうあがいても、できなくなってしまうことがあるのだと今更ながら気付いた」と振り返った。

 けがについては「頭を強く打ったということと、肋骨(ろっこつ)と右腕の骨を数カ所折ったりひびが入ったというような状況」と説明。現在の状況は「完全に腕が動くまではもう少し時間が必要。幸い後遺症が出るというようなことはなく、今はひたすらリハビリと、骨折した所が治るように安静にして待つ感じです」と語った。

 また、父親の松本幸四郎について質問が及ぶと「打った箇所が判明するまで絶対に安静にしなければならなかったので、想像以上の心配を掛けたと思います」とわび「役者として舞台に立って結果を出すことで父の言う“奇跡”を起こしたいと感じています」と思いをかみしめるように語った。

 染五郎は、12月からNHKのBS時代劇「妻は、くノ一」の撮影に入り、来年2月に父親の幸四郎と共演する舞台で復帰をする予定。


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