映画「アウトレイジ ビヨンド」のジャパンプレミアが18日、東京都内で行われ、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、小日向文世、高橋克典ほか計11人のキャストと北野武監督が登壇した。
本作は前作「アウトレイジ」に続いて“全員悪役”の男の世界を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント。
前作に続いて出演した三浦は「前作で上り詰めたので(本作では)その末路を見ていただきたい」と語り、笑いを誘った。
一方、西田は「念願の北野作品に出られてうれしかった。撮影中は怒鳴ってばかりいたが、すっきりしてかえって体調が良くなった。(本作で)生き残ったので次もあるかな…」と楽しそうに話した。
最後に北野監督は「ここにいる人たちは、一人でも主役が張れる人ばかり。だからギャラがすごかった。皆さんが見てくれれば少しは赤字が解消できるかも」と冗談を交えながら「高倉健さんの任侠映画や『仁義なき戦い』シリーズが暴力映画の歴史をつくってきたが、この映画は新しい時代の暴力映画になると思う」と自信をのぞかせた。
映画は10月6日から新宿バルト9&新宿ピカデリーほか全国ロードショー。