山田孝之、「そのうそは一生つき続けて…」  女子高生からの質問に即答

2019年1月18日 / 10:50

プロデューサー・山田孝之と来場者の女子中高生たち

 映画『デイアンドナイト』の女子中高生試写会イベントが17日、東京都内で行われ、プロデューサーを務めた俳優の山田孝之が登場した。

 山田は出演は一切せずに、全面プロデュースに挑戦した。阿部進之介が長編映画初主演を務めた本作は、「人間の善と悪」がテーマ。父親を死に追いやられた明石幸次(阿部)が次第に復讐心に駆られ、善悪の境を見失っていく様を描く。

 イベントの来場者の女子中高生は、本作出演者の清原果耶が専属モデルになっている10代女子向け人気雑誌『Seventeen』読者から募集。清原演じる少女・奈々の年齢の17歳にちなんだもので、清原も出席予定だったが、インフルエンザのため欠席。ファンに向けて「善と悪の分け方がいかに残酷なものか、皆さんなりの考えを持ってタップリと悩んでいただいたら」とのメッセージを寄せた。山田は、オーディションで大勢の中からヒロインに抜てきされた清原について「なにより清原さんが奈々だった」と絶賛した。

 来場者から「山田さんは『勇者ヨシヒコ』などの面白いドラマに出ていて好きなんですけど、裏方に徹したことで苦労や物足りなさはありませんでしたか?」と質問された山田は、笑って「ただのふざけたオジサンではないんですよ」。続けて「物足りなさはなかったですね。スタッフとキャストの方々がベストパフォーマンスに近づけるように、僕はサポートするということだけを考えていました」と真面目に答えた。

 「彼氏に『ファーストキスはまだ』とうそをついている」ということが善か悪なのかと質問されると、山田は「そのうそは一生つき続けなさない」と即答し、会場の笑いを誘った。

 映画は26日から全国公開。


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