エンターテインメント・ウェブマガジン
表の顔はプレーボーイ、裏の顔は悪と戦う“アロー”になるという孤高のヒーローが活躍する海外ドラマ「ARROW / アロー」。米国をはじめ世界各国で人気を博しているこのドラマの主演俳優で、オリバー・クイーン役のスティーブン・アメルのインタビューをお届けします。
スーパーヒーロー役をやってみたいと思ったからとか、超能力を持たないスーパーヒーローという点などさまざまな側面を持つキャラクターに俳優として引かれた、などと言いたいところだけど、実際のところは、ちょうど何かのオーディションを受けてみようと思ったからだった。アメリカに移り住み、ロサンゼルスで俳優としてやっていこうとしてから2年になるが、それまでの道のりは順調なものだったと言えるだろう。2011年は特にとても良い年だった。「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」に(ゲスト)出演し、好評だったんだが、ちょうどその番組に出演している時に、パイロット版のテレビシリーズのオーディションをいくつか受けてみることにした。その中でこのドラマのオーディションが最初だったんだ。キャラクターそのものにももちろん引かれたけれど、何よりも主役として演じることにとても興味があったんだ。そろそろ主演として演じる心の準備ができたと思ったんだよ。
オーディションを受ける時には、あまり厳密に細かいことを考えない方がいいといつも感じるんだ。最初のオーディションでは、一緒に仕事をすることになるかもしれない人々のパーソナリティーがうまく合うかとか、セリフをうまく披露することに集中するべきだとね。そういうわけで、その段階では実際の自分からあまりかけ離れているわけではない人物として演じた。自信、熱意といったものを伝えようとしたんだ。それは他のオーディションとさほど違うわけではなく、毎回たとえどんなキャラクターを演じるとしても、オーディションの行われる部屋で、あるカリスマ性を表現しようと努めるんだ。そして、キャスティングディレクター、プロデューサーたちに、彼らが求める方向に僕を追い込んでくれるようにしてもらう。その時にはキャラクターそのものにそこまで注意を払っていたわけではなかったけど、僕がそこで表現した要素が、たまたま彼らが求めていたものだったんだ。僕はそう感じたね。
時折、自分のユーモアのセンスを取り入れようとするんだ。子供の頃からずっと、そして最近でもよく言われるんだが、僕のことを、そっけないとか、よそよそしいとか感じる人がいるようなんだ。それは僕が人を観察するのが好きだからなんだが、そういう僕の側面を更に強調して、孤島で過ごした日々から生還したオリバーを演じている。彼は少し他人と距離を置いて、観察しようとするからね。相手の目をじっと見て会話をするとか、言葉を慎重にそして正確に選んで接するということを心掛けたよ。一方、プレーボーイであるというオリバーの表の顔を演じる時もまた、自分の持ち前の性格を大げさに表現するんだ。
映画2024年11月22日
『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開) 大手エンターテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用の最終選考に残った6人の就活生への課題は「6人でチームを作り、1カ月後のグループディスカッションに臨むこと」だった。 全員での内定獲得 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2024年11月20日
ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で活躍する生駒里奈が、ストーリー性のある演劇的な世界観をダンスとJ-POPで作り上げるダンスエンターテインメント集団「梅棒」の最新作、梅棒 19th GIFT「クリス、いってきマス!!!」に出演する。生駒に … 続きを読む
ドラマ2024年11月17日
毎週月曜夜10時からカンテレ・フジテレビ系で放送している、ドラマ「モンスター」。趣里演じる主人公・神波亮子は、“高校3年生で司法試験に合格した”人物で、膨大な知識と弁護士として類いまれなる資質を持つ“モンスター弁護士”という設定。しかし今 … 続きを読む
映画2024年11月15日
韓国発の大ヒットWEBコミックを日本で映画化したサスペンスホラー『他人は地獄だ』が、11月15日から公開された。 地方から上京した青年ユウが暮らし始めたシェアハウス「方舟」。そこで出会ったのは、言葉遣いは丁寧だが、得体のしれない青年キリ … 続きを読む
ドラマ2024年11月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。11月10日に放送された第四十三回「輝きののちに」では、三条天皇(木村達成)の譲位問題を軸に、さまざまな人間模様が繰り広げられた。 病を患い、視力と聴力が衰えた三条天皇に、「お目も見えず、お耳 … 続きを読む