【2.5次元】「メサイア-黎明乃刻-」インタビュー、橋本真一&山本一慶の私生活での「メサイア」は?

2019年4月19日 / 12:00

-「メサイア」シリーズでは、メサイアの関係性も見どころの一つです。そこで、お二人が普段の生活で「メサイア」(劇中ではサクラ2人が結ぶ特別な関係のことだが、ここでは相棒やこれだけは離れられないというもの)だと思っているものは?

橋本 携帯かな? これがないと仕事もできませんしね。役者って、お客さんがいないと成り立たないんですよ。見に来てくれる人がいて、そこで芝居するから成立するし、役者として橋本真一を成り立たせてくれているのはお客さんとのつながりだと思うので、SNSでの発信は、役者をやっていく上で大切なことだと思っています。そういう意味でも、仕事のスケジュール確認やSNSをアップするための携帯は大事。

山本 僕は、あまり何かに依存しないんですよ。でも、ゲームはできなかったら発狂する。ときどき、この世から逃げ込みたいときがあるんです。そのときに、現実逃避させてくれるのがゲーム。だから、ゲームは絶対必要です。

橋本 そういう意味では僕はサッカーかも! やるのも好きですけど、見るのも好きで、見ている間は何も考えずにリフレッシュできます。

山本 この間、一緒にサッカーをテレビで観戦したんですが、日本が負けたときの真一の絶望感はひどかったですよ(笑)。あれは「メサイア」を失ったときと同じでしたね(笑)。

-最後に、改めて公演への意気込みを。

橋本 西森さん、毛利さんの卒業でもあり、「刻シリーズ」の完結編でもあるという、いろいろな要素を含んだ公演ではありますが、僕たちは今の自分にできることを、小暮と雛森の関係性を大事にして演じることだけだと思っています。今のメンバーでできることをしっかりやって、シリーズ最後の作品としてふさわしいものをお届けしたいと思っています。

山本 シリーズ完結編を発表するのが、僕は実は怖かったんです。お客さんからは「終わってしまうのは嫌だ」という反応が多いんじゃないかと思っていたんで。でも、実際にその声を聞いてみたら、悲しみもあれば楽しみや寂しさがあって、みんなから愛されている作品だということが伝わってきました。だからこそ、完結することに対してのワクワク感を与え、楽しんでもらえる作品にしたいと思っています。僕はこの作品が、このキャラクターが大好きで、自分のキャラクターを思う気持ちは誰にも負けないと思っています。なので、彼らの生き様を楽しみに待っていてもらえればいいなと思います。

(取材・文・写真/嶋田真己)

雛森千寿役の山本一慶(左)と小暮洵役の橋本真一 スタイリスト:越中春貴(atelier RIM)/ヘアメイク:工藤聡美

 「メサイア-黎明乃刻-」は、9月5日~8日に都内・シアターGロッソ、9月13日~16日に大阪・メルパルクホールで上演。
公式サイト http://messiah-project.com/reimei/

 

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