【2.5次元】鈴木拡樹、健人、影山達也インタビュー 舞台「どろろ」で挑む“初体験”とは?

2019年2月28日 / 11:30

-健人さんが演じる三郎太は馬に取り付かれる男なんですよね? しかも話が進むとともにじわじわと取り付かれていくという。その過程を徐々に表現していくのは難しいのでは?

健人 感情がじわじわ変化していくことは、ある意味自分が感じるままに演じていけばいいように思っています。それ以上に今考えているのが、三郎太が初めて登場するとき、どこか男くさくてかっこいい感じなんですが、一方で母親に対する思いや、子どもっぽい部分もあるんです。原作でも登場シーンが短いので、そこからこの役をどう作り上げていくかに力を入れていかないと。あと、三郎太に取り付く馬=ミドロ号を、舞台ではどう表現するのかも気になります。

健人

 

鈴木 今のうちに乗馬クラブとかに行っておいた方がいいんじゃない(笑)?

-鈴木さんと健人さんは舞台『刀剣乱舞』での共演もあって、昔から仲がいいと聞いていますが、影山さんと初めて出会ったのはいつですか。

影山 実は僕の初舞台(THE BUTTERFLY EFFECT CHRONICLE 《Blood Heaven ~第七天国~》Sad wings)で鈴木さんと共演しているんです!

鈴木 そうなんですよ。だから今回がものすごく久しぶりなんです。この前、影山くんが出演していた「ハイキュー!!」を見に行って衝撃を受けたばかりです。「この人たち、すごいことしているなあ!」って(笑)。

健人 僕も自分の初舞台が拡樹くんと一緒だったなあ。一時期は鈴木拡樹になりたいって思っていましたが、どこかで「なれない」と気が付き、じゃあどんな役者になろうかと考えるようになったんです。

-鈴木さんがお二人の育ての親みたいですね(笑)。

全員(笑)

-最後に、新学期も目前ということで、3人の今年の目標を教えてください。

鈴木 舞台をたくさんやりたいです。舞台だけにこだわっているつもりはないんですが、今は本当に舞台が楽しいので、いろいろな種類の舞台をやりたいです。あとはもう少し足元を見て、作品一つ一つに集中して深めていきたいです。

健人 人のためにもっと動きたいです。仕事もプライベートも。僕は全て現場で学んできました。そこで他の人と得たものを渡し合うことが大事だなと学んだし、他の人を気遣っていかに立ち回るか、もっと自分のことだけじゃなく周りの人に気遣えるようになりたいです。

影山 ずっと殺陣に挑戦してみたい、と思っていましたのでまさにそれがかないます。あと、個人的にはフルマラソンに出てみたいです。ハーフマラソンに出たりしてトレーニングをしてきたんですが、42.195キロまだ未知の領域。今年の年末にはホノルルマラソンに出てみたいです。

(取材・文・写真/小村咲希)

 舞台「どろろ」は、3月2日、3日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月7日~17日に東京・サンシャイン劇場、3月20日に福岡・ももちパレス、3月23日に三重・三重県文化会館大ホールで上演。

(C)2018 手塚プロダクション/舞台「どろろ」製作委員会

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