【2.5次元インタビュー】佐藤流司 「舞台上で死ぬ気で」挑む ミュージカル『刀剣乱舞』 加州清光 単騎出陣2018

2018年9月14日 / 16:47

 大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演する刀剣男士・加州清光による二度目のソロライブ、「ミュージカル『刀剣乱舞』 加州清光 単騎出陣2018」が9月12日より開幕。加州清光として、より美しく情熱的に進化したステージを繰り広げる佐藤流司に、公演の見どころ、そして8月19日に千秋楽を迎えたばかりのミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞2018 巴里~への思いを聞いた。

ミュージカル『刀剣乱舞』 加州清光 単騎出陣2018 (C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

-ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞2018 巴里~、お疲れさまでした。よりキャラクターが立ち、より深みを増した作品に感動しました。

 立ち回りも一新されて、せりふも変わりましたしね。

-約2年ぶりの再演でした。

 トライアル公演を経て、「阿津賀志山異聞」で完成すると思っていたんですが、完成しなかったなっていう悔いが残っていたので、もう1回やることができてありがたかったです。

-加州清光をはじめ、「阿津賀志山異聞」の刀剣男士たちは、別の編成でも出陣されていますね。それを経て、今回の公演があったということで、より完成に近づいたというお気持ちですか?

 当然、役者個人がスキルアップしているというのもありますし、キャラに対する理解も深まっていると思います。ただ、(加州清光としては)「阿津賀志山異聞」は、他の編成で出陣したという経験はまだない状態でのお話なので、あまりこなれ過ぎていてもよくないですし、難しい加減ではありました。

-今回、佐藤さんはどのようなことを意識して演じられたのですか?

 気だるげな感じを出せたらいいなと思って、かわいらしさは減らし目にしました。だけど、戦いは情熱的。そのギャップを出していこうと。

-そんな「阿津賀志山異聞2018 巴里」を終えての、「加州清光 単騎出陣2018」です。まずは、2017年に初めて「単騎出陣」を行ったときを振り返っていただけますか?

 一番初めに通し稽古を行ったときにぶっ倒れたのは覚えてます。きつ過ぎて、終わった瞬間に倒れました。でも、人間ってだんだん慣れていくもので、千秋楽には結構、さわやかにやり終えられるようになってました。

-体力をつけるために、何かされたんですか?

 2017年のときは全くやってないですね。本番が続いていたのもありますし、別の舞台もやっていたので、大丈夫だろう、と思っていたんですけど、全然足りなかった。今年は、「単騎出陣」が決まってからジムに通って体力作りしてます。

-では、体力的には去年よりは楽ですか?

 それが去年よりきついんです(苦笑)。公演時間も長くなっていて、やることも盛りだくさんなので、去年より大変です。でも、それってお客さんも大変だなって。ペンライトを振るお客さんは、腕が吹っ飛ぶぐらいの覚悟で来てもらわないと!

-見る方も気合いを入れていかないとなんですね。今回、公演数も多いので、ハードな公演になりそうですね。

 そうですね。この公演スケジュールを見て、全公演を経て、俺は何曲歌って踊るんだろうって思って、計算したんです。途方もない数字でした(笑)。

-計算したことを後悔するぐらいの数でしたか(笑)。

 後悔しました(笑)。

 
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