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シマケンとりんの2人のシーンには、独特の空気感が漂っています。りんの家族や親友の槇村太一(林裕太)が一緒のシーンはテンポよく進むのに、りんと2人きりになると、お互いを意識しているようなぎこちない空気になって。しかも、自然にそういう空気になるのでお芝居もやりやすいですし、そういうシーンにこそ、シマケンならではの言葉が散りばめられているんです。それを見ていると、看護学校の仲間や母親など、数多いりんの親しい人たちの中でも、本音を最も素直に語れる相手がシマケンなんだろうなと。
見上さんから、他のシーンでは見せない表情を引き出すことが僕の仕事だと思いながら、現場にいます。見上さんと僕の親友が大学の同級生だったので、最初は彼の話で盛り上がっていました。おかげで、今は仲良く撮影させてもらっています。
グループのメンバーも喜んでくれましたし、何より、連続テレビ小説を大好きな祖母が、泣いて喜んでくれたんです。実は、普段は映画やドラマの仕事が決まるたび、家族に報告しているのですが、今回はあえて黙っていたんです。こんなに喜んでもらえそうな仕事は、CDデビューしたとき以来なので、驚かせようと思って。そうしたら、情報解禁された途端、祖母からビデオ電話があり、泣きながら「うれしい」と喜んでくれました。僕も小学生の頃、「カーネーション」(11~12)を一緒に見ていましたし、連続テレビ小説を毎朝楽しみにしている祖母の日常の一部になれることが、すごくうれしかったです。おかげでばあば孝行できました。
りんの人生は、シマケンだけでなく、様々な人たちとの出会いによって動いていきます。その様子を見て、人間関係によって人生は大きく変わるものなんだなと、僕自身も改めて実感しました。僕もたくさんの方に支えていただきながら、アイドル活動や役者のお仕事をさせていただいていますが、努力は一人でできるものではないんだなと。そういう意味では、みなさんもきっと、すてきな出会いを重ねながら、よりよい人生を歩んでいこうと思える作品になると思います。ぜひ応援よろしくお願いします!
(取材・文/井上健一)
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