エンターテインメント・ウェブマガジン
人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化した『はたらく細胞』が12月13日から全国公開される。原作漫画とスピンオフ漫画を基に、ある人間親子の体内世界で働く細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く本作で、人間親子の娘・日胡を演じた芦田愛菜に話を聞いた。

芦田愛菜(C)エンタメOVO
アニメで見たことがありました。高校の生物の時間で、免疫系の勉強をしていたので、脚本を読んでいると、なじみのある名前の細胞たちもたくさん出てきましたが、そのままというか、ぴったりだと思いました。この作品がすごく好きなので、人間役ですが参加させていただけることをすごくうれしく思ったのと、人間のパートは原作では描かれていない部分だったので、皆さんにどんなふうに受けとめていただけるのかは少し不安な部分ではあったんですけど、人間のパートが入ることで、自分の体の中もこうなっているのかもしれないと身近に感じていただけたらいいなと思いながら脚本を読ませていただきました。
私は人間のパートだったので、細胞のパートの撮影の雰囲気を見ていなかったのですが、完成した映画を見てすごく面白かったですし、こんなふうになっているんだという驚きがたくさんありました。
やっぱり年も近いですし、共通点はたくさんあるというか、本当に等身大の1人の女の子というのが日胡ちゃんだと思いました。相違点というか、日胡ちゃんがすごいなと思ったのは、すごく強い女の子だというところです。お父さんと2人暮らしで、お父さんを支えたいという思いから、毎日お弁当を作ってあげたりする姿もすてきだと思いますし、本当に心が強いというか、芯が強い女の子なんだなと。そこがかっこいいと思います。
この映画を通して、本当に自分の体のことを考えるようになりました。自分の体の中の細胞たちが、毎日こんなに頑張ってくれているんだというのを知って、ちょっとぶつけたりしただけでも「ごめんね」と思うようになったりとか、もっといたわってあげなきゃという気持ちが強くなりました。私は結構冷え性なので、あまり体を冷やさないように、足首を温めたりとか、半身浴とか、ちゃんと毎日お風呂で湯船に漬かるようにして、体を温めたりしています。
今回はちょっと特殊な役というか、細胞たちがこういうふうになっているから、外の世界はきっとこんな感じなのかなとか、中から外をイメージする部分が少しあって、それが新鮮で不思議な感覚だったんですけど、(武内英樹)監督からも「細胞たちが今こんなに頑張ってくれているからね」とイメージしやすいようにたくさん説明をしていただいたりしました。中から外を考えるようなアプローチでした。
細胞たちが感情を持っていることによって、逆にイメージしやすいところがありました。「こうやって毎日赤血球さんが頑張って酸素を運んでくれているんだ」とか、「白血球さんが頑張って戦ってくれている」とか、そんなふうに、細胞が人間としての感情を持っているからこそ、イメージしやすかったかもしれないです。
映画2026年10月1日
大腸がんによって24歳で他界した遠藤和(のどか)さんが亡くなる10日前までつづり続けた手記を映画化した『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』が、10月2日から全国公開される。本作で、主人公の和と夫の将一を演じた、川口春奈と高杉真 … 続きを読む
映画2026年10月1日
余命1年の音楽教師・京香(広瀬アリス)と、喜び以外の感情を失った高校生・沖晴が織りなす、切なくも温かい感動の人生賛歌『沖晴くんの涙を殺して』が10月2日から全国公開される。本作で、訳あり高校生の沖晴を演じた木戸大聖に話を聞いた。 -沖晴の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
小瀧望が主演する舞台「ロックンロール」が、11月6日から上演される。本作は、世界的な劇作家トム・ストッパードが祖国チェコスロバキアを舞台に、20年以上にわたる歴史のうねりを描きながら、自由の尊さをうたう物語。愛するロックンロールと母親を守 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む