エンターテインメント・ウェブマガジン
ブルースとは少し縁があって、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』(15)の時に、彼の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」という曲を使わせてもらいました。今回は、奥さまに連絡をして、曲を書いてほしいとお願いし、2人に映画を見てもらいました。そうしたら、すごく気に入ってくれて、3日間であの美しい曲を書いてくれました。この映画は、人間が互いにインスピレーションを与え合うことがテーマの一つなので、この映画と彼のインスピレーションのサイクルが合ったことが、とてもうれしかったです。確かに、この曲はカトリーナのために書き下ろされた曲です。私の解釈では、「人生に遅すぎるということはない。セカンドチャンスはいつだってそこにある」ということを言っているのだと思います。カトリーナには、人生を諦めてしまったところがありますが、彼女にもまだチャンスがあるということです。
ワイルダーと、アレンの名前を出していただいてとてもうれしいです。例えば、ワイルダーに関しては、『アパートの鍵貸します』(60)が大好きなのですが、あの作品のトーンは、とても変わっていると思います。コメディー調なのだけれど、悲しさや哀愁みたいなものが根底にあって、シャーリー・マクレーンが演じるヒロインが、とてもつらい経験をしますが、その中で、観客が微妙な空気を感じるような作りになっています。そんなところが私のインスピレーションとつながっています。アレンに関しては、コメディーという側面で大きく影響されています。コメディーの書き方や、レンズの中で振り付けをするようなカメラワークが素晴らしくて、そこにもとても影響を受けています。
人生は、常に形を変え続けていくものなので、何かを変えたいと思うことに遅過ぎることはないと思います。時に私たちは、自分でギブアップをしてしまうことがあると思いますが、自分を変えること、あるいは変化は求めれば得ることができると思うので、この映画を見て、人間は変わることができるということを感じてもらえたらうれしいです。
(取材・文/田中雄二)
(C)2023. AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
ドラマ2025年4月4日
-なるほど。 でも、同一性というのは非常に厄介で、これは本当に同じ人なのかという疑問を持つわけです。本当は同一人物じゃないけど、それをメタファーとして見せているだけなのかもしれないし、もっと高尚に考えれば、その存在自体が本当にいるのかどう … 続きを読む
映画2025年4月4日
『アンジェントルメン』(4月4日公開) 第2次世界大戦下、イギリスはナチスの猛攻により窮地に追い込まれていた。特殊作戦執行部に呼び出されたガス少佐(ヘンリー・カビル)は、ガビンズ“M”少将とその部下のイアン・フレミングから、「英国軍にもナ … 続きを読む
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月2日
-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。 気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、 「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む