エンターテインメント・ウェブマガジン
きいちゃんも小泉さんも本当に気さくな方でした。僕がテレビなどに出始める前から見ていた方たちなので、そういう意味では、その方たちと共演できるというのはすごくうれしかったです。何より、現場ですてきな俳優さんと一緒にいると、自分で「俺も芝居できてるじゃん」と勘違いしてしまうぐらい、引っ張ってくれるので、そこは感謝しています。あと、やっぱりいい俳優って人間としてもいいんですよね。面白い人たちなんです。
眼鏡作りの視点はもちろん、明治時代の衣装などもすごくかわいいですし、僕が演じた幸八は、時代をまたいでいる人だという感じがすごくあると思います。そういうところにもちょっと注目していただきたいです。あとは、これから何かを始めようと思って、誰もやっていないことに飛び込もうとした時に、いろいろと迷いや反発があると思いますが、それでも先人たちはゼロからスタートして、それを広げていって今の日本があるので、そういう人たちからもらえるパワーというのがこの作品にはすごく詰まっていると思います。なので、何かパワーが欲しいなとか、踏み出す勇気が欲しいなと思った時にこの作品を見ていただけたらと思います。
今はハリウッドに限らずアジアに注目しています。以前、日本とミャンマーとの合作(『マイ・カントリー マイ・ホーム』(18))にも出ましたが、もっとアジアの作品に出たいと思っています。タイとか中国とかインドネシアとか。インドもそうですけど、インドは踊らなきゃいけないから…。もしアジアが全部合体したら、映像の技術的にもすごく伸びていますから、ハリウッドとも並べるのではないかと思います。そういう意味では、アジアがルーツの人間として、もっとアジアの映画に出たいという思いが強くなってきました。
(取材・文・写真/田中雄二)
(C)「おしょりん」制作委員会
ドラマ2025年9月4日
-新之助の親友ともいえる蔦重を演じた横浜流星さんの印象はいかがでしたか。 横浜さんほどストイックな座長は見たことがありません。共演は今回が初めてですが、実は横浜さんとは10年位前からオーディションでよく見かけていて、ワークショップでも一緒 … 続きを読む
映画2025年9月4日
-吹き替えで難しかったところと楽しかったところはありましたか。 初めてのことだったので、付いていくのに必死な部分もありましたし、基本的には全てが難しかったのですが、それと同じぐらいの楽しさもありました。自分が当てた声を見たり聞いたりする時 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月3日
-劇団☆新感線は45周年を迎えますが、小池さんも今年、45歳になります。40代になって変わったところはありましたか。 みんな同じだと思いますが、疲れが取れない(笑)。気持ちだけではどうにもいかないことがあるなと思いました。女性の場合、更年 … 続きを読む
映画2025年9月2日
-確かにその通りですね。 そういう意味では、その両方が真実でもあると思います。その中で自分でどうにかできるのは、「自分の考える自分らしさ」なのかなと。自分が「こうしたい」「こういうことはしたくない」と考えることが、自然と「自分らしさ」につ … 続きを読む
映画2025年9月1日
『蔵のある街』(8月22日公開) 岡山県倉敷市に住む高校生の蒼(山時聡真)と祈一(櫻井健人)と紅子(中島瑠菜)は、小学校からの幼なじみ。ある日、蒼と祈一は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくん(堀家一希)が神社の大木に登って叫んでいる … 続きを読む